[メイン] シャ : x5 3d6 #1 (3D6) > 14[2,6,6] > 14 #2 (3D6) > 14[5,6,3] > 14 #3 (3D6) > 12[5,2,5] > 12 #4 (3D6) > 10[4,5,1] > 10 #5 (3D6) > 8[1,3,4] > 8
[メイン] 仮 : x5 3d6 #1 (3D6) > 8[1,3,4] > 8 #2 (3D6) > 12[1,6,5] > 12 #3 (3D6) > 9[2,5,2] > 9 #4 (3D6) > 13[6,2,5] > 13 #5 (3D6) > 8[1,1,6] > 8
[メイン] 仮ンクス : x5 3d6 #1 (3D6) > 11[5,2,4] > 11 #2 (3D6) > 16[5,5,6] > 16 #3 (3D6) > 8[3,3,2] > 8 #4 (3D6) > 9[5,3,1] > 9 #5 (3D6) > 8[2,4,2] > 8
[メイン] : x5 3d6 #1 (3D6) > 5[2,1,2] > 5 #2 (3D6) > 9[2,2,5] > 9 #3 (3D6) > 13[6,5,2] > 13 #4 (3D6) > 6[1,3,2] > 6 #5 (3D6) > 10[6,1,3] > 10
[メイン] GM : 21時くらいに出航しますね
[メイン] ウタ : ワカッタ
[メイン] チャカ : わかった
[メイン] ヴァンピィ : わかった!
[メイン] できる夫 : わかった
[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい
[メイン] できる夫 : 教える
[メイン] ウタ : 教える
[メイン] チャカ : 教える
[メイン] ヴァンピィ : 教えてあげる!
[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!
[メイン] ウタ : 出航だァ~~~!!
[メイン] チャカ : 出航だァ~~~!!!
[メイン] ヴァンピィ : 出航~~~!
[メイン] できる夫 : 出港だァ~~~~!!
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : ある日、みなさんはある一通の手紙を受け取ります。それは薄い桜色の便せんにうさぎの模様が漉かしてある可愛らしいものです。差出人は稲葉玲美(いなば れいみ)。
[メイン]
GM :
あなたにとって彼女は考古学を愛する朋輩かもしくは他の関係か。
ただ共通しているのは彼女は友人であるということ。
[メイン] GM : 手紙を開けばうっすらと伽羅の香りがします。
[メイン] GM : 手紙には、一週間後に自分の所属する大学で文化祭があること、文化祭期間内に附属博物館で展覧会を自らが企画すること、良ければ見に来て欲しいということ が11時に大学校門前で待ち合わせ と共に書かれています。
[メイン]
GM :
手紙にはパンフレットが同封されており、そこには懐中時計の写真とともに
企画展覧会【時を刻む】
と書かれています。
[メイン]
GM :
パンフレットには軽く稲葉の自己紹介もあり、
23歳 女性
考古学部4回生
とあり、またパンフレットから抜粋すると
[メイン]
GM :
企画展の内容について
氷河期の頃より狩猟民族社会において獲物を捕るために、棒や骨などを使って月の位置と満ち欠けを観察したのが時を計る技術の始まりでした。
以来時計は人々の側に寄りそい続け、さらなる進化を遂げていきます。
[メイン]
GM :
第一章ではパネルによる「時計の歴史」の紹介。
水時計や線香時計といった変わり種な時計もご紹介。
[メイン]
GM :
第二章は「昭和レトロと古時計」
壁掛け型古時計を一同に展示。
昭和初期の名残をを残す展示室とともアンティークな雰囲気をお楽しみください。
[メイン]
GM :
第三章は「時を刻む」
中央ホールにて今回のモチーフである巨大な古時計を展示しています。残念ながら老朽のため音は鳴りませんが、一風変わった文字盤が時を刻む様子をご鑑賞ください。
そのような内容が添えられています
[メイン] ウタ : CCB<=90 グビッ! (1D100<=90) > 32 > 成功
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
そして一週間後。
現在待ち合わせより少し早い10:50ごろ。
文化祭用にデコレーションされた大学の校門の前に皆さんはいます。
[メイン]
GM :
すでに人は多く、秋空の寒さなど何のその、学生が忙しそうに動き回っています。
ポップコーンや揚げアイスなどの屋台が建ち並び、派手な法被を着た若者が看板を手に呼び込みに行こうといきごむ。
皆が皆、祭りを全身で楽しもうとする、そんな活気のある風景です。
[メイン] チャカ : 「この文化祭ももはや数時間の命…助からぬ!!」
[メイン] ウタ : 「祭りだァ~~~~!!」グビッ!
[メイン] できる夫 : 「テロリスト見てえな事言いだしたな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「えっ……なに?なんかしたの?」
[メイン]
チャカ :
「祭りと言うものは何もせずともいつかは終わるものだ…なぜかな?」
[メイン] ウタ : 「深いでしょ」
[メイン] できる夫 : 「まあそりゃそうですけど物騒なんですよ」
[メイン] ヴァンピィ : 「始まる前から終わることなんて考えてちゃ…楽しくないでしょ!あと怖いのはそう」
[メイン] ウタ : 「そうだよ!終わっても二次会三次会で店ハシゴすればいいだけなんだから!」グビッ!
[メイン]
チャカ :
「それもそうだな、ところでヴァンピイ…お前外に出てきてよかったのかな…?」
[メイン] できる夫 : 「纏まり無いですね僕が言えた事じゃないですけど」
[メイン]
ヴァンピィ :
「えっ?」
日傘を回す
[メイン] ヴァンピィ : 「ちょっとくらいなら~~」
[メイン] ヴァンピィ : choice 大丈夫 いうほど大丈夫じゃなかった (choice 大丈夫 いうほど大丈夫じゃなかった) > いうほど大丈夫じゃなかった
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン]
チャカ :
何という事態だ…!!!
[メイン] ウタ : 最早数分の命濃厚に
[メイン]
ヴァンピィ :
「大丈夫大丈夫」
肌から黒い煙が出てきてる
[メイン] ウタ : 「なんだそっか~」
[メイン] できる夫 : 「おーい大丈夫じゃねえぞマジで後数分の命の奴出てきたぞ」
[メイン] ヴァンピィ : ccb<=80 日に焼かれると灰になって死ぬ (1D100<=80) > 23 > 成功
[メイン] チャカ : 「ヴァンピィ…!!一時の外の風景を楽しむ為に!!!…命を削る光を…日光を浴びている…もはや…数分の命…助からぬ!!!」
[メイン]
ヴァンピィ :
サラサラ……
ヴァンピィだったものが、きらめく灰になって空中へと舞う。
[メイン] できる夫 : 「まずいマジで死に始めた」
[メイン] ヴァンピィ : 後に残されたのは、少しおめかしした服と日傘だけだった……
[メイン] ウタ : 「マズイこのままじゃヴァンピィちゃん死んじゃう」
[メイン] system : [ ヴァンピィ ] HP : 16 → 0
[メイン] ウタ : この灰酒で練り固めていい?
[メイン] できる夫 : こわい
[メイン] チャカ : こわい
[メイン] GM : choice いいですよ だめ ヴァンピィがいいならいいよ (choice いいですよ だめ ヴァンピィがいいならいいよ) > いいですよ
[メイン] ウタ : うわ!
[メイン] できる夫 : 来たか 人体錬成
[メイン] ウタ : CCB<=90 酒ドバー (1D100<=90) > 91 > 失敗
[メイン] ヴァンピィ : 🌈
[メイン] できる夫 : やっぱ酔っ払いはダメだな
[メイン] ウタ : 無理でした🌈
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] できる夫 : 今無法を頑張って考える 来い
[メイン]
ウタ :
「うう…ヴァンピィちゃん…」
ウォロロロロ…
[メイン] チャカ : 「とりあえず屋外でよみがえらせてもまたすぐ死にそうだからやるなら屋内の方がよさそうだな…」
[メイン] ウタ : 「それはそう」
[メイン] できる夫 : 「それはそう、灰になって運搬しやすいし屋内で蘇生させましょうか」
[メイン] できる夫 : と言う訳で一旦屋内に退避しますよ
[メイン] ウタ : 避難だァ~~~!!
[メイン] GM : わかりました
[メイン] GM : ではあなた達が近くの建物へ移動していると
[メイン] できる夫 : !
[メイン] チャカ : !!
[メイン] ウタ : !!!
[メイン] 稲葉 玲美 : 建物の方から一人の女性が出てきて、あなた達の姿を見て笑顔で手を振っています
[メイン]
稲葉 玲美 :
「おはようございます!来てくださってうれしいです!」
と手紙の差し出し主、稲葉玲美がにこにこ近づいてきます
[メイン] できる夫 : 「稲葉ァ!!!ヴァンピィが日光を浴びて…死んだ!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ふぇっ…!?」
[メイン] ウタ : 「玲美何とかして」
[メイン] チャカ : 「涙も出んのだ…何故かな…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あわわ…し、死んだと言われても…」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「とりあえず警察?救急車?」
あわあわと慌てている
[メイン] できる夫 : 「ちょっと屋内に一旦入っときましょうコイツアホなんでアホみたいに蘇りますよどうせ」
[メイン] チャカ : 「奴は吸血鬼だから死んだぐらいならまた生き返るのだ…なぜかな?」
[メイン] ウタ : 「そういえばそうだった」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「そ、そういえばそうでしたね!」
「わかりました。ではこちらへ」
[メイン] ウタ : 遺灰を酒瓶の中に入れておくか…
[メイン] 稲葉 玲美 : そう言ってあなた達を自分が出てきた建物の方へ入るように促します
[メイン]
できる夫 :
(なんで吸血鬼だって知ってんのに日中で呼んでんだよ…)
付いてく
[メイン]
チャカ :
(いつもは問題ないけど今日はオゾン層が豪水飲んだせいでいつもより紫外線が降り注ぐからなァ…)
付いてく
[メイン] GM : あなた達は稲葉に連れられて博物館に着きました。
[メイン]
GM :
そこは大学附属博物館は昭和初期に開館した赤煉瓦造りの洋館です。
ベルベットの絨毯、暖かな手触りの木製螺旋階段、灯りも今は電灯ですが水銀灯時代のなごりを残したアンティークな内装です。
[メイン]
GM :
玄関ホール、中央ホールの他、左右に展示室が設けられ、研究室・収蔵庫(考古資料を保存し保管する場所)・資料室・トイレ、休憩室を備えます。
春と秋に二回、考古学部学生による企画展覧会や学芸員(博物館美術館などで研究しその結果を世間に還元するお仕事)研修などに使われ、勉学の大きな助けになっています。
[メイン] GM : また、地下には多目的ホールがあり演劇部が舞台をしたり、吹奏楽部による演奏会が行われたりなどしています。
[メイン] できる夫 : 取り敢えず今は玄関ですかね?
[メイン] GM : 玄関ホールですね
[メイン] チャカ : 「まあとりあえず屋内に入ったしここなら大丈夫だろう」
[メイン] できる夫 : 「それじゃ人体錬成いっちょやってみっかァ!」
[メイン] ウタ : 「おうおうやったれ!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : ハラハラした表情で見つめている
[メイン] できる夫 : と言う訳でできる夫で学ぶ人体錬成行きましょうか
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] できる夫 : CCB<=90 (1D100<=90) > 69 > 成功
[メイン] できる夫 : 「リンだか水素だかうんたらかんたらだけどよく考えたらコイツそのものの構成要素全部目の前の酒瓶にあるじゃん」
[メイン]
できる夫 :
「オラァ!!!」
ギュッ
[メイン]
できる夫 :
㌧㌧
何か復活しました
[メイン] system : [ ヴァンピィ ] HP : 0 → 16
[メイン] チャカ : 「できる夫…!!!ヴァンピイをよみがえらせる為に!!!…禁忌の錬成を…人体錬成を使っているもはや…数分の命…助からぬ!!!」
[メイン] ヴァンピィ : 「はっ…!」
[メイン] ウタ : 「そんなすぐ復活したのに死なないで」
[メイン] できる夫 : 「人間じゃなくて吸血鬼だからギリギリ禁忌じゃないんでセーフ」
[メイン] ウタ : 「差別か?」
[メイン] チャカ : 「だが…安心しろ真理の命を先に取る」
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス (1D100<=99) > 90 > 成功
[メイン] ヴァンピィ : 「ヴァンピィちゃんは何を…!」
[メイン] ヴァンピィ : 「チャカも何を!?」
[メイン] できる夫 : 「やりたい放題っすね」
[メイン] チャカ : 「真理はもはや…数分の命…できる夫は助かる!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 状況に困惑している
[メイン] ウタ : 「宴だァ~~~!!!」
[メイン] ウタ : CCB<=90 酒瓶で酒をふるまう (1D100<=90) > 24 > 成功
[メイン] できる夫 : 「グビッ!」
[メイン] チャカ : 「グビッ!」
[メイン] ウタ : 「グビッ!」
[メイン] ヴァンピィ : 「グビッ!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「グビッ!…っじゃありません!」
[メイン] ウタ : 「ウイ~?」
[メイン] チャカ : 「そうだった…ええと何をしに来たんだ…私は存ぜぬぞ」
[メイン] できる夫 : 「はい、本題戻りましょうか」
[メイン] ヴァンピィ : 「展覧会を見に来てほしいんだったよね?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい!そうです!」
[メイン] ウタ : 「そういやそんな話だっけ…?」
[メイン] チャカ : 「そう言えばそんな話だったな…」
[メイン]
できる夫 :
「そういやそんな話でしたね」
チーム脳無し
[メイン] ヴァンピィ : 3人に向けて悲しそうな眼をしている
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ヴァンピィさんが急に亡くなったって聞いてびっくりしちゃいましたが、生き返った?ようなので、良かったです」
[メイン] できる夫 : 「お前にだけはそんな顔されたくねえよ元遺灰がよ…」
[メイン] ヴァンピィ : 「その節はご迷惑をおかけしました(Thanks.)」
[メイン] ウタ : 「お前なら…いい…」
[メイン] チャカ : 「生きておられたなら…いい」
[メイン] できる夫 : 「いいよ、まあ僕らはね、アホなんでね…アホやってる最中はこんな雑なノリで生きてるんでね…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい!生きていてこそですよ!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「それでは案内をさせてもらいますね」
[メイン] チャカ : 「ありがとう…」
[メイン] ヴァンピィ : 「うん!楽しみ!」
[メイン] できる夫 : 「行くぞォ~~~!!」
[メイン] ウタ : 「うぇ~い」
[メイン] GM : 稲葉があなた達を連れて企画展示室に行こうとする、一人の女性が声をかけてきます
[メイン] 弥心 永子 : 「あら?稲葉その人たちは?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あ!弥心先生!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「この人たちは私の友人で、この展覧会に招待したんです」
[メイン]
チャカ :
「我… アラバスタの守護神 ジャッカル!!!
王家の敵を 打ち滅ぼすものなり………!!!」
[メイン] できる夫 : 「なんて?」
[メイン] ウタ : 「ウタだよー!!」
[メイン]
チャカ :
「我… アラバスタの守護神 ジャッカル!!!
王家の敵を 打ち滅ぼすものなり………!!!」
[メイン] できる夫 : 「わかった」
[メイン] できる夫 : 「あ、できる夫です。よろしくお願いします。」
[メイン] ヴァンピィ : 「ヴァンピィちゃんをよろしくね!」
[メイン] 弥心 永子 : 「これはご丁寧に」
[メイン] 弥心 永子 : 「はじめまして。私は弥心 永子(やごころ えいこ)と申します」
[メイン] 弥心 永子 : 「そこの稲葉のゼミの教授をやっている」
[メイン] 稲葉 玲美 : えへへ~とニコニコしている
[メイン] ヴァンピィ : 「へええ、玲美の先生なんだ!」
[メイン] チャカ : 「これはこれはいつも我が友がお世話になっております」
[メイン] できる夫 : 「稲葉はまあ、心配無い奴なんで…多分…」
[メイン] ウタ : 「つまり私達の先生でもあるんだね」
[メイン] チャカ : 「稲葉は私たちでは到底かなわぬ頭の良さの持ち主だからな…」
[メイン] 弥心 永子 : 「へぇ…稲葉にはこんな友人がいたんだね」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「そんな…私なんて普通ですよ!」
「はい。みなさん素敵な方たちです!」
[メイン]
弥心 永子 :
ふむとうなずいたあと
「その様子だと、企画展示室に行くのかな?」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「はい!」
コクコクと頷く
[メイン] チャカ : 「そうだったのか…」
[メイン] ウタ : 「そうだったんだ…」
[メイン] ヴァンピィ : 「そうだよ???」
[メイン] ウタ : 「ゴメン昨日の記憶は飛んでてない」
[メイン] できる夫 : 「ああ、展覧会ってそれか」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はいはい!そうですそうです!」
[メイン] できる夫 : 「それじゃ案内をお願いしますね、僕らをなんの制限も無しに向かって下さいとかしたら一人位壁に埋まってる気がするので」
[メイン] チャカ : 「何故かな…」
[メイン] 弥心 永子 : 「そうか。それなら私もついていって良いかな?稲葉の説明がちゃんとしたものか気になるからな」
[メイン] ウタ : 「え~~~~~?いいよ~~~~~!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あぅっ…急にプレッシャーが…」
[メイン] できる夫 : 「教師の前で発表会ってこれテストみたいなものでは…?」
[メイン] ヴァンピィ : 「いいよ~~!!玲美なら大丈夫だって!私も見てるし!」
[メイン] ウタ : 「私も飲みながら見てるし」
[メイン] チャカ : 「私も構わぬ」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「あ、ありがとうございます。ヴァンピィさん」
「飲んで…?それは大丈夫なのでしょうか…?」
[メイン] チャカ : 「酒を控えることもせんのか…」
[メイン] ウタ : 「えっ!?でもチャカ私飲まないと禁断症状が…」
[メイン] できる夫 : 「こいつ素面より飲んでる方がマシなのかよ…」
[メイン] チャカ : 「なら仕方あるまい。多少は多めに見てやってくれ」
[メイン] 弥心 永子 : 「彼らもいいと言っているようだし、ついて行かせてもらうよ」
[メイン] できる夫 : 「どうぞどうぞ、先生側からの補足説明等もあればより楽しめそうですからね」
[メイン] ヴァンピィ : 「できる夫が…できる感じになった…!」
[メイン]
弥心 永子 :
「まあそれは稲葉次第かな」
チラリと稲葉の方を見て
[メイン] 稲葉 玲美 : 「うぐ…」
[メイン] できる夫 : 「僕はアホな時と真面目な感じを使い分けてるからな…」
[メイン] ウタ : 「両方の性質を併せ持つ…♠」
[メイン] ヴァンピィ : 「か、かっこいい…!」
[メイン] チャカ : 「かくなれば稲葉、お前の本分を全うするまでだ!!!l目に見える真実を語れ!!!
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わ、わかりました!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「皆さん!こちらへ」
[メイン]
できる夫 :
「はーい」
案内される
[メイン] ウタ : 「ウィ~」トッコトッコトッコ…
[メイン]
チャカ :
「はーい」
案内される
[メイン] ヴァンピィ : テクテク
[メイン] GM : 企画展示室に入ると 縦に掛け軸のように大きく 「時を刻む 第1章」と書かれた布が貼ってあります
[メイン] GM : 稲葉はみなさんを案内するように先頭を、弥心を後のほうでそれを見守っています
[メイン] GM : 第1章の部屋にはパネルで時計の歴史が語られています
[メイン]
稲葉 玲美 :
パネルの前で足を止め
「パネルがありますが、ちょっと読むには長くなりそうなので僭越ながら少しご説明します!」
[メイン] チャカ : 「助かる」
[メイン] できる夫 : 「助かります、三行以上読めない奴ばっかなので」
[メイン] ウタ : 「びっくりした、何で知ってんの?」
[メイン] チャカ : 「何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「4行は読めるもん…!」
[メイン] チャカ : 「敵わぬ…」
[メイン] できる夫 : 「この通りなので、はい」
[メイン] ヴァンピィ : ドッヤァ…
[メイン] 稲葉 玲美 : その言葉に苦笑したあと、コホンと咳払いをして説明をはじめる
[メイン] 稲葉 玲美 : 「人類が一番最初に作った時計は日時計なんです。今から5000年~6000年ぐらい前のエジプトで作られたのが最初だって言われています」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「でも、日時計は太陽がでている時にしか使えないので水時計が作られました」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「今から約3400年前のエジプトでは、穴のあいた器から水がゆっくりしたたり落ちるのを利用して水時計が作ったんです」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「水時計は日本書記に、660年 中大兄皇子が初めて漏刻、水時計ですね。を作って時を告げ、671年4月25日……ええと現代でいう6月10日には漏刻を新天文台に据えて、鐘や鼓で時を知らせたということが書かれているんです」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「だから、6月10日は「時の記念日」なんです」
[メイン] ウタ : 「へ~~!!」
[メイン] チャカ : 「奴ら一時の時を測る為に!!!命を削る水を…豪水を使っている…もはや…数分の命…助からぬ!!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「今皆さんがよく目にする機械時計は、1300年くらいに、ヨーロッパの教会や寺院に取り付けた塔時計が最初って言われています」
[メイン]
稲葉 玲美 :
そこまで言い終わると
「あ、えと以上です ありがとうございます」えへへと笑っています
[メイン]
できる夫 :
「おー」
ぱちぱち
[メイン]
ウタ :
パ
チ
パ
チ
[メイン] チャカ : 「良い解説だった。古にも豪水は悲劇をもたらしてたのだな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「すごいすごい!学者さんみたいだった!」
[メイン] ウタ : 「豪水って悪い水だな~」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「えへへ…それほどでも」
[メイン] できる夫 : 「アホの話が混線してやがる…」
[メイン] ヴァンピィ : 「そんな話あったっけ…!?」
[メイン] 弥心 永子 : 「ふむ、私からの補足はないな」
[メイン] ウタ : 「!」
[メイン] チャカ : 「よかったではないか。教授からもお墨付きが出たぞ」
[メイン] ヴァンピィ : 「やったね!ほら、玲美ならできるでしょー!」ニッコニコ
[メイン] ウタ : 「玲美ィ…良かったなァ…!」
[メイン] 稲葉 玲美 : やった~!と軽くガッツポーズをしている
[メイン] できる夫 : 「良かったですね」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「では次の章の展示へ向かいましょう!」
[メイン] できる夫 : 「お願いします」
[メイン] ウタ : 「ハィ~」トッコトッコトッコ…
[メイン] チャカ : 「向かうとしよう」
[メイン] ヴァンピィ : ススッ
[メイン] GM : 稲葉はあなた達を連れて「 第二章 」と書かれたゾーンへ移動します
[メイン] GM : 企画展示室は大きな四角い部屋ですが、中はついたて(学校とかによくある穴の空いた白い板)で区切られていて導線が作られた造りになっています
[メイン] GM : また、みなさん以外にもちらほら観覧者はいます
[メイン] GM : 「第二章 昭和レトロと古時計」と立て札が立てられたゾーンには、壁いっぱいに所狭しと古時計が飾られています。
[メイン] GM : ちくたく、ちくたく と針が動く静謐な音が響く、時代感残る展示室と相まってそこだけタイムスリップしたかのような空間です。
[メイン]
稲葉 玲美 :
「私、この博物館が好きです。歴史が積み重なって形になってるここが好き。だから時計が似合うなあって企画したんです。弥心先生にはひみつですよ…!」
コソコソとあなた達だけに告げる
[メイン]
ウタ :
「いろんな人がいて…まるで過去にタイムスリップしたかのようで…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「おお~」
時計の数に圧倒されてる
[メイン] チャカ : 「なるほどな…わかった秘密にしておこう」
[メイン]
ウタ :
「私にとって……まるで映画をみてるようなもンだよ……」
人だかりとその雰囲気に感動してる
[メイン]
ヴァンピィ :
「ん?なんで秘密なの…?ステキな理由だって思うんだけどな」
コソコソ
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ひ、ひみつはひみつなんです!」
[メイン] ウタ : 「ふ~ん?しょうがないなァ…」
[メイン] できる夫 : 「そういうもんでしょう」
[メイン] ヴァンピィ : 「え~~~……?もうっあとでちゃんと聞くからね!」
[メイン] 弥心 永子 : 弥心はそれに気付かずに 「まあよくもこんなに集めたものだね」とふうむ としています
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あ、それより!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 稲葉は自分の腕時計を見て「そろそろ12時です!」と嬉しそうにいいます
[メイン] チャカ : 「それがどうかしたのか?」
[メイン] ウタ : 「宴?」
[メイン]
稲葉 玲美 :
えへへと笑いながら
「あと1分…あと50秒…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あと10秒………3、2、」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「1」
[メイン]
GM :
一つの時計のオルゴールが鳴り出したか思うと、他の時計も一斉に鳴りだします
壁かけ時計が鳴りだし部屋に反響し、一つ一つは微かな音ですが、それは合わさり音の洪水となって一つの景色を作っています
[メイン] 稲葉 玲美 : 「実は全部仕掛け時計なんです!12時に全部鳴るように設定しているんです~~」
[メイン] ウタ : 「オワァアアア~~~~!!?」
[メイン] ウタ : 「あっ…ちょっと気分が…」
[メイン] チャカ : 「仕掛けが鳴るということはこの時計たちは時代を超えて生きておられたのかっ!!!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ひょえっ!」
「キレイな音……」
[メイン] できる夫 : 「歌手やってんだから音には耐性持っとけよ…」
[メイン] GM : 時計はだんだん鳴りやみ、後はまたちくたく、ちくたくという秒針の音だけを残して 部屋はまた静謐に戻ります 弥心も仕掛け時計を眺めて ほう と嬉しげに目を細めてます
[メイン] 稲葉 玲美 : 「お粗末さまでした」とにこにこしてます
[メイン]
ヴァンピィ :
「すごかった~……」
音がやんでから
[メイン] ウタ : 「だって急に来るとビックリするし…てっきり幻聴聞こえたのかと…」
[メイン] チャカ : 「美しい音色だったが終わってみれば数分の命…あっけないものだな」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「えへへ…びっくりさせたかったのはそうなのですが、ちょっといたずらっぽくなっちゃいましたね」
[メイン] できる夫 : 「賛否で賛の方が多いみたいですし良いんじゃないでしょうか」
[メイン] ウタ : 「それはそう」
[メイン] ヴァンピィ : 「うんうん!いい思い出になった…!忘れられないと思う!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わぁ!そう言ってもらえると嬉しいです!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「それでは次へ参りましょうか!」
[メイン] チャカ : 「うむ、そうしよう」
[メイン] ヴァンピィ : トコトコ
[メイン] できる夫 : とことこ
[メイン] ウタ : コトコト
[メイン] GM : 稲葉はあなた達を連れて次の「第三章」へと、中央ホールへと移動します
[メイン] GM : 中央ホールの真ん中に高さ2メートルはあるかという巨大な置き時計型のものが設置されています。
[メイン] GM : それの幅は最も広い所で1、2メートルあり、棺のような形をしています。
[メイン] GM : 前面から側面、後面に至るまで華麗な彫刻が施されており一目で年代物だと分かります。
[メイン] ヴァンピィ : 「寝心地よさそうでしょ」
[メイン] GM : そして文字盤には4本の針がばらばらに回っています。
[メイン] GM : 天井がひときわ高くなった中央ホールにてそれは異様な体裁をはなっていました。
[メイン] ウタ : 「じゃあヴァンピィちゃん寝てみる?」
[メイン] チャカ : 「棺を見て真っ先に寝ることを考えるのか…」
[メイン] できる夫 : 「まあ、お約束ですよね」
[メイン] ヴァンピィ : 「まあヴァンピィちゃんはベッド派ですけど…お行儀の悪いことはしません!」
[メイン] できる夫 : 「棺派のも居るには居るんですか」
[メイン] ヴァンピィ : 「いるよ~~それはもう血で血を洗う争いを繰り広げてて…」
[メイン] ウタ : 「そんなキノコタケノコみたいなことになってるの…」
[メイン] チャカ : 「恐ろしいな…」
[メイン] できる夫 : 「寝具程度でそうなるのって大分暇なんですね吸血鬼って」
[メイン] ヴァンピィ : 「暇な時間が多い人が多くて……←意味深に無言」
[メイン] ヴァンピィ : 「…でっ!この時計はなんなの?」
[メイン] 稲葉 玲美 : あなた対の会話をニコニコしながら聞いていたが、ヴァンピィの言葉ではっとなる
[メイン]
稲葉 玲美 :
「あ、そうでしたね」
コホンと咳払いして
[メイン] 稲葉 玲美 : 「では説明を……と言いたいところですが、いつどこで誰が作ったのか記録が残ってないんです。不思議ですよね。こんなに立派な置き時計、世界中探してもまあありませんのに」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「これは昔から、私が入学するよりもっと前から地下の多目的ホールの袖に飾られていたんです」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「今回せっかくだから展示のメインとして移動しました」
[メイン] できる夫 : 「そりゃまた浪漫ある代物で」
[メイン] ウタ : 「ふぇ~」
[メイン] 弥心 永子 : 「今は私が自分の研究の片手間に調べてはいるけどね。最後はイギリスにあったようだけど。どうしてここに来たのかは分からないんだ」
[メイン] チャカ : 「教授でも解説することもできんほどなのか…」
[メイン] ヴァンピィ : 「不思議~」
[メイン] GM : 時計に<目星>できますね
[メイン] ウタ : 来たか…
[メイン] ウタ : 酔っ払い色の覇気で目星しとこ
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] ウタ : CCB<=90 酔っ払い色の覇気 (1D100<=90) > 93 > 失敗
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : これもうただの酔っ払いでしょ…
[メイン] ウタ : それはそう
[メイン] チャカ : 目星することもできんほど酔っているのか…
[メイン] できる夫 : いよいよ何しに来たのか分からんな
[メイン] できる夫 : じゃ便乗して目星行きまーっす
[メイン] できる夫 : CCB<=51 (1D100<=51) > 10 > スペシャル
[メイン] チャカ : !
[メイン] ウタ : !
[メイン] ヴァンピィ : !
[メイン] GM : できる夫が時計を良く見てみると、彫刻に二匹の犬のような獣が丸い円を追いかけている模様が刻まれていることが分かります。
[メイン] できる夫 : 「犬…?」
[メイン]
チャカ :
「我… アラバスタの守護神 ジャッカル!!!
王家の敵を 打ち滅ぼすものなり………!!!」
[メイン] できる夫 : 「お前じゃねえよ」
[メイン] ウタ : 「どうしたの?幻覚でも見えた?」
[メイン]
できる夫 :
「いや何か装飾に犬が掘られてるっぽくて、良いデザインなんじゃ?無いっすか?」
凄え適当
[メイン] ウタ : 「本当だ…犬が二匹回ってる…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「へ~!ねえ、この話ってなにかの役に立ったりする?」
永子に話しかける
[メイン] チャカ : 「ふむ…犬と鳥ならアラバスタの守護神なのだが…」
[メイン] チャカ : 「犬二匹は存ぜぬ」
[メイン] ウタ : 「もう片方イヌイヌの実を食べた鳥だったりしない?」
[メイン]
弥心 永子 :
「いや、特には思いつかないが…そうだね。頭に入れておこうか」
ヴァンピィの言葉にうなずきながら
[メイン]
チャカ :
「そんな鳥も存ぜぬな」
ウタの質問に返事をする
[メイン] ヴァンピィ : 「へえ!もしかしたらできる夫のお手柄になるかもねっ」
[メイン] GM : そうしてみなさんが古時計を眺めていると
[メイン] GM : ボーン
[メイン] GM : ボーン
[メイン] GM : ボーン
[メイン] GM : と鳴らないはずの古時計が三回鳴り、突然ふっと館内の灯りが消えます
[メイン] チャカ : 「明かりが消えたが…これもサブライズなのか稲葉?」
[メイン] できる夫 : 「うおっ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「え!?これは私もわかりません!」
[メイン] ウタ : 「うわっ急に明かりが消えた、ブラックアウトかな?」
[メイン] できる夫 : 「んじゃ先生です?」
[メイン] 弥心 永子 : 「いや、私は生徒たちに任せているから知らないな」
[メイン] チャカ : 「ではいったいこれは何なのだ…!?」
[メイン] ヴァンピィ : 「ちょ、ちょっと怖い…」
[メイン] ウタ : 「困ったねえ…誰かライター持ってる?」
[メイン] GM : しばらくすると、ぱっと照明が着くが、何人かちらほらいた観覧者は一人もいない。
[メイン] GM : そして周囲を見渡すと 目の前にあった古時計がありません
[メイン]
できる夫 :
「いや携帯の明かりとかで良くね…?」
スマホのライトON
[メイン] ウタ : 「あれっ」
[メイン] できる夫 : 「…んん??」
[メイン] できる夫 : 「………ドロボー?」
[メイン]
ヴァンピィ :
「点いた…」
まばたき
[メイン] チャカ : 「何という事態だ…!!!」
[メイン] 弥心 永子 : 「……これは…」
[メイン]
ウタ :
「…観客も盗まれた?」
辺りを見て
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…!?」
「何かあったんでしょうか…!?私、ちょっと外見てきます」と玄関ホールに移動しようとします
[メイン] できる夫 : 「はい集団行動しましょうね~僕らも行きますからね~」
[メイン] 稲葉 玲美 : できる夫の言葉に足を止める
[メイン] ウタ : 「は~いせんせ~」
[メイン] 弥心 永子 : 「ああ。私もそれがいいと思う」
[メイン] チャカ : 「そうだな…何か異様な雰囲気を感じるし集団で行動した方がいいだろう」
[メイン] ヴァンピィ : 「ん、わ、わかった!」
[メイン] できる夫 : 「んで現在行動指針あるのが取り敢えず玄関ホール移動なんで皆で仲良く行きましょうか」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あぅ…わ、わかりました」
[メイン] ヴァンピィ : (できる夫が真面目な感じになってる)
[メイン] できる夫 : (窓おもむろに開けてやろうか)
[メイン] ヴァンピィ : (ゾッ…!!!!!???!!?)
[メイン] できる夫 : んじゃ漫才やりつつ玄関ホール行きます
[メイン]
GM :
わかりました
では玄関ホールに着きますね
[メイン] できる夫 : ここまで道中に人は?
[メイン] GM : 誰にも会っていませんね
[メイン] できる夫 : 避難指示とか何もなかったな…
[メイン] できる夫 : 「取り敢えず玄関から出ましょうか?良いですよね?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい。そうしましょう!」
[メイン] チャカ : 「まあヴァンピイは気を付けたほうがいいがいいんじゃないか?」
[メイン] できる夫 : 「それはそう」
[メイン]
ヴァンピィ :
「今度こそ大丈夫大丈夫」
日傘キープ
[メイン]
できる夫 :
「ホントかよ…」
んで玄関のドア開けます
[メイン] GM : できる夫が扉に手をかけて開けて、足を踏み出しますが
[メイン] GM : そのまま扉を開けた格好のまま玄関ホールへ戻ってきます
[メイン] できる夫 : 「は?」
[メイン] チャカ : 「出ることもせんのか…」
[メイン] ヴァンピィ : 「何してるの?」
[メイン]
できる夫 :
「じゃあ出てみろよ」
ってチャカに同じ動作を促す
[メイン]
チャカ :
「わかった」
同じ動作をする
[メイン] GM : チャカも同じようにそのまま扉を開けた格好のまま玄関ホールへ戻ってきます
[メイン] できる夫 : 「出ることもせんのか…」
[メイン] チャカ : 「何という事態だ…!!!出られぬ」
[メイン] ヴァンピィ : 「二人ともさては…酔っぱらってる?」
[メイン] できる夫 : 「じゃあマイナス×マイナスはプラスの精神で酔っ払いにやってもらうか」
[メイン] ウタ : 「なるほどたしかに」
[メイン] ウタ : いく
[メイン] GM : ウタも同じようにそのまま扉を開けた格好のまま玄関ホールへ戻ってきます
[メイン] チャカ : 「やはり出ることは叶わぬのか…」
[メイン] できる夫 : 「なぁにこれぇ」
[メイン] ウタ : 「どうなってんの~?」
[メイン]
ヴァンピィ :
「もうっ!しっかりしなさい!」
普通に出る
[メイン] GM : ヴァンピィも同じようにそのまま扉を開けた格好のまま玄関ホールへ戻ってきます
[メイン] ウタ : 玄関に思いっきり酒瓶投げるぞ来い
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] ウタ : CCB<=90 酒瓶投げ (1D100<=90) > 8 > スペシャル
[メイン] ウタ : 「そぉい!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「あれっ ええっ!!!」
戻った矢先に迫る瓶を高速横回避
[メイン] GM : 酒瓶を投げても酒瓶が砕けるだけで扉はびくともしません
[メイン] チャカ : 「離れることを待つこともせんのか…」
[メイン] できる夫 : 「普通に危ねえんだわ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「きゃっ!?えっえっ…?どうなってるの…?」
[メイン] ウタ : 「スマン(Thanks)」
[メイン]
ヴァンピィ :
「はぁ…はぁ…いいよ」
心臓バクバク
[メイン] できる夫 : 「いやしっかし何これ?ドッキリ?」
[メイン] ウタ : 「でも玄関自体はあるっぽい?」
[メイン] チャカ : 「外に出られんのだ…何故かな…」
[メイン] できる夫 : 「多分そんな感じですかね、玄関ホール自体はあるけど外が無い感じ」
[メイン] ヴァンピィ : 「こんなのドッキリでどうにかなるの?」
[メイン] できる夫 : 「ならないでしょうね」
[メイン] ヴァンピィ : 「じゃあ…なんなの?」
[メイン]
ウタ :
「それは…?」
できる夫に顔を向けて任せるの構え
[メイン] 稲葉 玲美 : 涙目であなた達を見つめている
[メイン]
できる夫 :
「…………ん~………」
空気重てえ~
[メイン] ヴァンピィ : 「大丈夫?やっぱ玲美も知らないんだよね…」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…はい。こんなこと企画していません」
ヴァンピィにコクリと頷く
[メイン] チャカ : 「まあそれはそうだろうな」
[メイン] できる夫 : 「ま、何かたちの悪い悪戯に引っかかったんでしょう」
[メイン] できる夫 : 「出られないなら出られる場所を探すか出られるようにする奴を探すかです、超常現象なんざ今更でしょう」
[メイン] チャカ : 「できる夫はいいことを言うなあ」
[メイン] ヴァンピィ : 「えっ…オバケとかこわい…」
[メイン] できる夫 : 「吸血鬼の皆さんはご存知無いかと思われるんですけど人間から見るとあなた方も正直そのカテゴリなんですよ」
[メイン] ウタ : 「それはそうだけどできる夫も大概だよ」
[メイン]
ヴァンピィ :
「そうだった!」
口に手を当てる
[メイン] できる夫 : 「はい」
[メイン] ヴァンピィ : 「こわい」
[メイン] チャカ : 「こわい」
[メイン] ヴァンピィ : 「ん…でも、たしかにできる夫(強調)の言ったみたいにじっとしてても仕方ないよね」
[メイン] できる夫 : 「僕は灰から復活するプラナリアみてえな奴に恐れられる謂れは無いと思うんだよ」
[メイン] チャカ : 「恐れられることもせんのか…」
[メイン] ヴァンピィ : (プラナリアみたいに復活させたのもできる夫だったような…)
[メイン] できる夫 : 「しねえよ…一般人やりてえんだよこっちはよ…」
[メイン] ウタ : 「無理だよ…人体錬成できる人に一般人は無理だよ…」
[メイン]
できる夫 :
「クソが…お前が酒で固められてればこんな事にはならなかったのに…」
空気和らいで来たな、オッケオッケ
[メイン] ウタ : 「なんか吸血鬼って生命力高いし固めれば動き出すかと…」
[メイン] できる夫 : 「酔っ払いの発想はスケールが違えや!ハハッ!」
[メイン] チャカ : 「和んだところで話を元に戻すが…とにかくできる夫が言った通りなんとか出口を探した方がいいだろうな」
[メイン] ヴァンピィ : 「イメージがひどい!…そうだね!」
[メイン] ウタ : 「ウン」
[メイン] できる夫 : 「その通りですね、ボケーっと救助待った所でって思いますしこんなの」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…!出口!はい。そうですね!」
[メイン] ウタ : 「そういえば玲美ここ詳しいし何か心当たりない?」
[メイン] チャカ : 「そうだな…少なくとも私たちよりは詳しいだろう」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「そうですね。施設の案内ならできますが…」
[メイン] できる夫 : 「じゃあ窓ある部屋とかありません?そっから出られるんじゃ?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「窓なら各所にありますね。見に行きましょうか?」
[メイン] できる夫 : 「見ましょうか」
[メイン] ウタ : 「行こう行こう」
[メイン] チャカ : 「行こう」
[メイン]
ヴァンピィ :
「今いるのが玄関ホールで…」
テクテク
[メイン] GM : ではここで<目星>と<聞き耳>どうぞ!
[メイン] できる夫 : !
[メイン] できる夫 : 半藤虎なのでお願いします
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星聞き耳 (1D100<=99) > 100 > 致命的失敗
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : 🌈
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン]
チャカ :
涙も出んのだ…何故かな…
[メイン] ヴァンピィ : ccb<=80 ヴァンピィちゃんたるものの目星 (1D100<=80) > 24 > 成功
[メイン] GM : ではチャカの処理から
[メイン]
GM :
特に物音は聞こえませんでしたが耳を澄ました分チャカはある臭いに気付きます
それはかすかですが腐敗臭のようだと感じます
常設展示室のほうから匂ってきます
[メイン] GM : その方向に目を向けると、一瞬だけ犬のような生物がチャカを見てすぐに姿を消しましたSANc(1/1d3)
[メイン] チャカ : CCB<=65 SAN (1D100<=65) > 26 > 成功
[メイン] system : [ チャカ ] SAN : 65 → 64
[メイン]
チャカ :
「腐った匂いがするのだ…何故かな…」
[メイン]
チャカ :
「って!」
[メイン]
チャカ :
「……」
刺激しないように黙っておくか
[メイン] ウタ : 「?」
[メイン] できる夫 : 「…………」
[メイン] できる夫 : 「ま良いや、ミイラとか展示してたりします?ここ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ミイラは展示していませんね」
[メイン] 弥心 永子 : 「ああ、そういうのはないな」
[メイン]
チャカ :
「……犬がいた。よからぬものの気配がするから気を付けたほうがいい」
[メイン] ウタ : 「よからぬ犬…?」
[メイン] できる夫 : 「黒猫か何かかよ」
[メイン]
ヴァンピィ :
「お、脅かさないでよ!」
不安で首を回す
[メイン]
稲葉 玲美 :
「え!?ええ…!?」
周囲を見回す
[メイン] GM : チャカが見ていた方角にはもう犬の姿はなく、周りを見ても特に何も見当たりませんね
[メイン] GM : そしてヴァンピィの処理
[メイン] GM : ヴァンピィの足下に一冊の手帳が落ちています
[メイン] GM : ピンクの表紙でウサギのワンポイント模様がある、女の子らしい可愛いもの。手に収まる手帳サイズ。
[メイン]
ヴァンピィ :
「んん?」
気付いたので拾う
[メイン]
ヴァンピィ :
「落とし物かな」
持ち主のことがないかと中身を見てみる
[メイン] GM : 中身は白紙ですね
[メイン]
ウタ :
「なになに?」
横から覗く
[メイン]
ヴァンピィ :
「落とし物…なのかな」
「何も書いてないや。買ったばかりなのに落としたのかな?かわいいのにもったいない」
[メイン] ウタ : 「本当だ何も書いてない」
[メイン] チャカ : 「三日坊主の日記すらつけんのか…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「とりあえず持っておこうかな?」
ヴァンピィは手帳を手に入れた
[メイン] できる夫 : 「表紙が気に入っただけ…いや持ち歩かないかそんなの」
[メイン] できる夫 : 「まあ良いや、んでチャカ様、匂った方角は?」
[メイン] チャカ : 「常設展示室の方だな…回るにしても後回しにした方がいいだろう」
[メイン] できる夫 : 「あいよ、じゃあ企画展示室側から時計回りで行きましょうか、洒落てますね」
[メイン] ウタ : 「は~い」
[メイン]
ヴァンピィ :
「は~い」
トコトコ…チクタク…
[メイン]
稲葉 玲美 :
「わ、わかりました…!」
案内するために先頭に立つ
[メイン]
弥心 永子 :
「………」
一番後ろからついて行く
[メイン] GM : 企画展示室はさっきまでみなさんがいた展示室です。今、全ての時計は逆向きに動いています。
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 96 > 成功
[メイン] GM : チャカは全ての時計の文字盤の「12」の数字がないことに気付くでしょう。この部屋にある全ての時計は長針しかなく、その全部が「11」を指しています
[メイン] チャカ : 「12がない上に全部11を指しているのだ…何故かな?」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「ふぇ!?そんなはずは…」
時計をしげしげと見る
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…!ほ、本当です」
[メイン] できる夫 : 手持ちのスマホの時計の時間は?
[メイン]
GM :
できる夫がスマホを見ると、スマホの時計も止まっていることがわかります
また、電波も来ていません
[メイン] できる夫 : そりゃご丁寧に
[メイン] できる夫 : 「針触ってみても良いです?一応展示品なので許可ほしいんですけど」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あ、はい!大丈夫ですよ」
[メイン] できる夫 : 「どうも」
[メイン] できる夫 : と言う訳で針を無理やり12の位置にグイーっ
[メイン] GM : 時計の針はびくともしませんね
[メイン] できる夫 : じゃあ10時の方にグイーっ
[メイン] GM : そちらも同じですね
[メイン] できる夫 : 「ハリボテかコイツら」
[メイン] チャカ : 「動くこともせんのか…」
[メイン] ヴァンピィ : 「何してるの…」
[メイン] できる夫 : 「いやこういうのって…仕掛けがありそうじゃん?」
[メイン] ウタ : 「ふむ?」
[メイン] ヴァンピィ : 「そんな吸血鬼の館みたいな」
[メイン] できる夫 : 「あるんかい実際に」
[メイン] ヴァンピィ : 「でも…うん、最初に見た時と違うのは気になるね」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい。私が揃えた時計はこんな風じゃありませんでした」
[メイン] ウタ : 「そういやさっきまで12時だったよね?なんで時間戻ってんの?」
[メイン] 弥心 永子 : チラリと自分の腕時計を見る
[メイン] 弥心 永子 : 「…腕時計も止まっているね」
[メイン] できる夫 : 「止まってるんだか戻ってるんだか…」
[メイン] ウタ : 腕時計も12消えてる?
[メイン]
GM :
この部屋の時計だけ「12」が消えていますね
なので腕時計は12の文字があります
[メイン] ヴァンピィ : 「変といえば、こうなる前に最後に見てたカンオケみたいな時計もなくなってるし」
[メイン]
ウタ :
なるほど
腕時計の針は何処さしてる?
[メイン] チャカ : 「今思えばこうなったのはおそらくはあれが原因な気がするが…なくなった以上は考えても仕方あるまい」
[メイン] GM : 1d12 時 (1D12) > 12
[メイン] GM : 12時を刺して止まっていますね
[メイン] ウタ : なるほど
[メイン] できる夫 : 「…んー取り敢えず他に何かできる事なさげなら次行きましょうか、中央ホールですかね」
[メイン] チャカ : 「そうだな…この部屋は不思議だが…今の所出口に繋がりそうな気配はないし次の部屋に行った方がよいかもしれん」
[メイン] ウタ : 「う~ん確かに」
[メイン] ヴァンピィ : 「ん!」
[メイン] 弥心 永子 : 「そうしよう」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい!わかりました!」
[メイン] できる夫 : と言う訳で中央ホール・皇
[メイン] GM : 時計があった場所には何もなく、ただ天井の高い広い空間があるのみです。
[メイン] GM : この部屋に足を踏み入れたとき、ヴァンピィが持つ手帳が勝手に落ち、一人でに頁をぱらぱらと開いていく。
[メイン] GM : そこにはこう書かれています
[メイン] GM : 「先生は紅茶が好き。私の焼いたお菓子が好き。一緒にソファで座って食べるひとときが幸せでした。」
[メイン] ヴァンピィ : 「!?」
[メイン] ウタ : 「?」
[メイン]
ヴァンピィ :
「な、なんで落ちたんだろ…ちゃんとポケットに入れてたんだけど」
落ちた手帳を屈んで拾い上げる
[メイン] できる夫 : 「穴空いてません?」
[メイン] ヴァンピィ : 「あれ…なにか書いてある」
[メイン] できる夫 : 「ええ…?」
[メイン] ウタ : 「あれ?白紙じゃなかったっけ?」
[メイン] チャカ : 「書いておられたのかっ!!!」
[メイン] ヴァンピィ : 「空いてないよぉ!ちゃんと今日のために新しいお洋服買ったもーん!!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「何も書いてなかったと思うんだけど…」
手帳を全員に見せる
[メイン]
できる夫 :
「はいはい冗談が過ぎました…で中身の方見ましょうか」
ページ張り付いてたとかじゃないだろうなってちょっと思いながら拝見
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…あ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「その手帳、私のです」
[メイン] できる夫 : 「ええ…????」
[メイン] ウタ : 「あっ、そうだったんだ」
[メイン] ヴァンピィ : 「玲美の?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい。でも文化祭前に無くしたはずなのに、どうしてここに…?」
[メイン] チャカ : 「まあなんかのはずみで手帳もここに来たと考えればつじつまは合うが…内容はなんなのだこれは?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 手帳の内容を読んで、困惑した顔を見せる
[メイン] 稲葉 玲美 : 「私、こんなこと書いた覚えはありません」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「そもそも買ったばかりでなくしてしまったので」
[メイン] できる夫 : 「んんん~~~~~~~~」
[メイン] ウタ : 「ん~~~~~?」
[メイン] チャカ : 「……この内容を書いてある筆跡は稲葉の字なのか?」
[メイン] GM : 手紙で見た稲葉の字と同じものですね
[メイン] ヴァンピィ : 「落とした手帳に勝手に中身が書き込まれてたってこと?怖い…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…字は私の字に似てますけど…こわいです」
[メイン] できる夫 : 「…ん~~~~」
[メイン] できる夫 : 「稲葉のだってんなら書いてある先生ってのは弥心さんでしょうね」
[メイン] できる夫 : 「弥心さんとお茶する事ってあるんですか?稲葉は」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「はい!」
嬉しそうにしながら
[メイン] 弥心 永子 : 「そうだね。よくお茶するよ」
[メイン] ウタ : 「玲美ってお菓子作ったりするの?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい。出来はまだまだですけど、頑張って覚えています」
[メイン] ヴァンピィ : 「じゃあ内容まで玲美が書いたみたいなんだね…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…そうですね」
[メイン] ウタ : 「なにそれこわい」
[メイン] チャカ : 「不思議だが…脱出の役には立ちそうにないな…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「か、返そっか?」
手帳を玲美に差し出す
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…あ!はい。ありがとうございます」
ヴァンピィから手帳を受け取る
[メイン] 稲葉 玲美 : 「………」
[メイン] ヴァンピィ : 「ん…どうかした?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…はっ!?ご、ごめんなさい。なんだか手帳を手にしたら変に懐かしくなってしまって」
[メイン] ウタ : 「買ったばかりなのに?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「そうなんですよ。だから不思議で…」
[メイン] チャカ : 「買ったばかりの手帳に懐かしいもクソもないが無くし物を見つけると結構気分がいいからなあ…」
[メイン] ウタ : 「それは…確かに不思議だねえ」
[メイン] チャカ : 「そういうことではなかったのか…敵わぬ」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「えへへ…」
チャカの言葉に苦笑する
[メイン]
ヴァンピィ :
「失くし物がちゃんと見つかってよかった!」
うんうん
[メイン] ヴァンピィ : 「じゃあ張り切って出口を探そう!」
[メイン] チャカ : ここって目星出来るのかな…GM
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 83 > 成功
[メイン] GM : 時計があった周囲に何かが置かれていた形跡すらないことがわかります
[メイン] チャカ : 「うむ…そうしよう。どうやらここには何もないようだしな。時計が置かれてた形跡すら残ってない」
[メイン] ウタ : 「ウィ~」
[メイン] できる夫 : 「じゃ研究室行きますか…どっちからにします?」
[メイン] チャカ : 「時計回りなら2のほうからでいいんじゃないか?」
[メイン] できる夫 : 「おっけい、じゃ②からで」
[メイン]
ヴァンピィ :
「わかった!」
スタスタ
[メイン] GM : 研究室②には鍵がかかっていますね
[メイン] 弥心 永子 : 「ここは私の研究室なのだけれど、今日は生憎大学の事務所に置いてきてしまって」と申し訳なさそうです
[メイン] できる夫 : 「…ふむ…」
[メイン] ウタ : 「じゃあ壊す?」
[メイン] できる夫 : 「すーぐそういう発想する」
[メイン]
ヴァンピィ :
「先に言って!」
意気揚々とドアノブを中途半端に回した格好で赤面
[メイン] ウタ : 「でもなァ…緊急事態だしなァ…」
[メイン] ヴァンピィ : 「ヴァンピィちゃんは賢いので研究室1の方から見てもいいんじゃないかなと思います」
[メイン] ウタ : 「それはそう」
[メイン] できる夫 : 「ま、鍵を先に探してあったならそれで開けた方が良いでしょうね」
[メイン] チャカ : 「仕方あるまい 研究室1の方を見るか」
[メイン]
ヴァンピィ :
「1は開いてるよね!」
確認を取るように
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい!そっちは皆さんが来る前まで私が使っていたので開いてると思います!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「よ~~し」
今度こそドアを開ける気持ちで1に突っ込む
[メイン]
GM :
研究室①の周囲の壁は学術書で埋まり、真ん中には木製の大きな机と鉄パイプのイスがある、
一般的な大学の研究室です。
[メイン] GM : <図書館>を振れますね
[メイン]
ヴァンピィ :
ガチャ!と入室
そして満足
[メイン] できる夫 : 「うわっ僕らが読めなさそうな本」
[メイン] チャカ : 「頭が痛くなりそうなのだ…何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「なにか見つかったら教えてね!」
[メイン] ウタ : 「もう頭痛くなってる」
[メイン] できる夫 : 「お前のそれは二日酔いだろ」
[メイン] チャカ : 「ここはもともと使っていた稲葉に任せたいのだ…部屋の主なら何がどこにあるかも知っているだろうしな」
[メイン] できる夫 : 「それはそうですね」
[メイン] ウタ : 「たしかにそう」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ふぇ?わ、わかりました」
[メイン] 稲葉 玲美 : 1d100<=55 図書館 (1D100<=55) > 20 > 成功
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…あれ?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「机の上に見慣れない冊子が置いてあります!」
[メイン] チャカ : 「本当なら怪しいな。見てみよう」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「わかりました」
小冊子を手に取り、チャカに手渡す
[メイン]
GM :
30頁ほどの黄ばんだ小冊子で、奥付は流麗なくずし字で書かれており読める部分には「1916年に発行された英字の本を翻訳した 昭和○年」とあります。
また、著者の名前はありません。
[メイン] チャカ : それ以上の内容はわからない感じ?
[メイン]
GM :
「モートランの硝子という過去を覗くことが出来る硝子の製造方法について。
その方法は【魔力の付与された火鉢】で【ハシバミの枝】を燃やし、用意した硝子にその煙をかざすことで発動する。
用意する硝子は硝子でなくともいい。物を映せるもの、例えば時を経た古鏡でもいい。
モートランの硝子と化した鏡を合わせ鏡にすれば、過去を永遠に覗き続ける永久機関が出来るだろう。
もし過去を覗き、時を越え饑餓を湛えた猟犬に目を付けられたのなら、彼らにこの永久機関を覗き込ませることにより追跡を振り切ることが出来るであろう。」
といった内容が書かれています
[メイン] GM : チャカは1d4のSAN喪失、クトゥルフ神話+3
[メイン] チャカ : 1d4 (1D4) > 3
[メイン] system : [ チャカ ] SAN : 64 → 61
[メイン] チャカ : 「うっ…本当に読むと頭が痛くなる内容の本だったのだ…何故かな」
[メイン] できる夫 : 「そんなに」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ご、ごめんなさい!私とんでもないものを…」
[メイン] チャカ : 「モートランのガラスを合わせ鏡にした永久機関を覗き込ませれば犬から逃げられるとかどうとか言ってたが意味不明な内容だ…何故かな?」
[メイン] ウタ : 「?????」
[メイン] できる夫 : 「稲葉、わかる?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わ、私にはさっぱりです」
[メイン] できる夫 : 「じゃあ誰も分からんわ…あ、先生はどうなんですか?」
[メイン] ヴァンピィ : 「そんなのがなんで置いてあるんだろ…」
[メイン] 弥心 永子 : 「そうだね…そういったオカルト染みたことは研究していないからわからないかな」
[メイン] ヴァンピィ : 「そういえば、さっきチャカが犬を見たって言ったっけ?」
[メイン] チャカ : 「なるほど…モートランのガラスとはそれから逃げるためのものかもしれんな…だが作るのに必要な魔力の付与された火鉢やハシバミの枝も無い。現時点では無用の知識だろうな」
[メイン] チャカ : 「それより鍵はどこにあるのだろうな?」
[メイン] できる夫 : 「…ねえじゃん!」
[メイン] 弥心 永子 : 「…大学の事務所に置き忘れたとさっき言ったはずだけど?」
[メイン] ヴァンピィ : 「壊しちゃダメだよ!」
[メイン] ウタ : 「う~んでもそうなると他に方法も…」
[メイン] ウタ : 「あっ、じゃあ壁壊す?」
[メイン] チャカ : 「待て一つ方法を思いついた」
[メイン] チャカ : 「錬金術だ」
[メイン] ウタ : 「…!」
[メイン] ヴァンピィ : 「???????」
[メイン] できる夫 : 「おっどうした」
[メイン] チャカ : 「さきほどヴァンピイを人体錬成しただろう? それができるできる夫ならば鍵の錬成ぐらいはお茶の子さいさいなはずだ」
[メイン] できる夫 : 「何言ってんだお前ェ!」
[メイン] ウタ : 「むう…確かに…」
[メイン]
弥心 永子 :
「稲葉…君の友人は、その…大丈夫なのか?」
コソコソ
[メイン] ヴァンピィ : 「なんで二人はそんなに研究室2に入りたいの…??」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…!は、はい!素敵な人たちですよ」
コソコソ
[メイン] ウタ : 「でも研究室2の先に収納庫とかあるし…」
[メイン]
弥心 永子 :
「まあ私が稲葉の交友関係に口を出す謂れはないが…」
コソコソ
[メイン]
チャカ :
「時計回りにしたくてたまらないのだ…何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「そ、そんなに行きたいなら付き合ってあげてもいいけど…!」
[メイン]
できる夫 :
「いやまあ鍵作るよりピッキングの方が多分楽に行けっけど…」
電子キーなら電子キーでAAで突破するし…
[メイン]
稲葉 玲美 :
「だからきっと皆さんがここからの脱出方法を見つけてくれるはずです!」
コソコソ
[メイン]
できる夫 :
「…まあ、壊すかどうかは兎も角一刻を争う自体なので、最悪その線の行動も許してほしいのですが…どうでしょうか?」
と言う訳でできる夫で学ぶシリーズを振ります
[メイン] 弥心 永子 : 「…まあ話だけは聞こうか」
[メイン] できる夫 : CCB<=90 (1D100<=90) > 39 > 成功
[メイン] できる夫 : 「出口の鍵を開ける為に出口に行く必要があるなんてアホらしいじゃないですか?ねえ?」
[メイン] 弥心 永子 : 「まあ…それはたしかにそうだね」
[メイン] 弥心 永子 : 「仕方ない。開けるのは許可しよう」
[メイン] 弥心 永子 : 「しかし、壊さないように!」
[メイン]
できる夫 :
「分かりました」
頭良い人と会話すんのすっげえ疲れる…
[メイン] できる夫 : 「と言う訳で鍵開けもやっちまうけど良い?」
[メイン] チャカ : 「頼んだぞ…!」
[メイン]
できる夫 :
「あいよー」
と言う訳でできる夫と学ぶ鍵開け術
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] できる夫 : CCB<=90 (1D100<=90) > 98 > 致命的失敗
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : 壊れたな
[メイン] できる夫 : 「あ゙」
[メイン] ヴァンピィ : 「あ?」
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] ウタ : 「えっ」
[メイン] GM : 鍵穴が埋まり、もう正しい鍵を使っても開けられなくなりました
[メイン] 弥心 永子 : 「………」
[メイン] できる夫 : 「スゥーーーーーーーーッ……………」
[メイン] 弥心 永子 : 「壊すな。と言ったよね?」
[メイン] できる夫 : 「ハイ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「せ、先生落ち着いて下さい!悪気があったわけじゃないんですよ!」
[メイン] 弥心 永子 : 「………はぁ」
[メイン] チャカ : 「申し訳ない…」
[メイン] ヴァンピィ : ガクガクガクガク
[メイン] できる夫 : (かーっこわりい~~~~~~~………)
[メイン] ウタ : 「あーあー…」
[メイン] 弥心 永子 : 「…私はここで鍵穴を修理してみるから、君たちは出口を探していなさい」
[メイン]
できる夫 :
「はーい」
やらかした張本人なので反論無理
[メイン]
チャカ :
「わかりました…」
元はと言えば自分の提案なので反論無理
[メイン]
ヴァンピィ :
「ご、ごめんなさ~い……」
止めなかったので反論無理
[メイン]
ウタ :
「は~い」
酔っ払いなので反論無理
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わ、わかりました」
[メイン] できる夫 : 「ふい、じゃ…トイレ行きましょうか…行く意味あるか知らんけど…」
[メイン] チャカ : 「そうしよう…」
[メイン] ヴァンピィ : 「で、できる夫は…頑張ったから!あんまり気にしないでね…!」
[メイン] ウタ : 「そうだね…私もそろそろトイレに行きたかった…」
[メイン] できる夫 : 「…ま、励まされたのでいつもの調子に戻ります」
[メイン] できる夫 : 「トイレ休憩も兼ねて、と行きましょうか」
[メイン] GM : 男性用、女性用に別れています。リフォームされているのか、新しめの設備で丁寧に掃除が行き届いています。
[メイン] GM : POW23との対抗ロールどうぞ
[メイン] チャカ : こわい
[メイン] ヴァンピィ : RES(9-23) (1d100<=-20) > 自動失敗
[メイン] ウタ : RES(6-23) (1d100<=-35) > 自動失敗
[メイン] できる夫 : RES(10-23) (1d100<=-15) > 自動失敗
[メイン] チャカ : 太陽の神チャカでクトゥグアと同じPOW42で対抗していい?
[メイン] できる夫 : こわい
[メイン] ヴァンピィ : こわい
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] できる夫 : 良いのか…
[メイン] チャカ : CCB<=61 太陽の神チャカ (1D100<=61) > 68 > 失敗
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : 🌈
[メイン] チャカ : RES(13-23) (1d100<=0) > 自動失敗
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] できる夫 : 🌈全滅🌈
[メイン]
GM :
手洗い場の鏡にある影が映ります
それはよくある怪談の黒目の大きな女などではなく、痩せて飢えている一匹の獣です
獣は鋭い眼光で君たちを見据えると、そのまま鏡の向こうへと煙とともに消えていきますSANc(1/1d3)
[メイン] できる夫 : CCB<=50 (1D100<=50) > 51 > 失敗
[メイン] できる夫 : 1d3 (1D3) > 2
[メイン] system : [ できる夫 ] SAN : 50 → 48
[メイン] ヴァンピィ : ccb<=45 (1D100<=45) > 56 > 失敗
[メイン] ヴァンピィ : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] system : [ ヴァンピィ ] SAN : 45 → 42
[メイン] チャカ : CCB<=61 SAN (1D100<=61) > 9 > スペシャル
[メイン] system : [ チャカ ] SAN : 61 → 60
[メイン] ウタ : CCB<=30 (1D100<=30) > 2 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] system : [ ウタ ] SAN : 30 → 29
[メイン] 稲葉 玲美 : 1d100 (1D100) > 92
[メイン] 稲葉 玲美 : 1d3 (1D3) > 2
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…!?」
「い、今のって…」
[メイン] ヴァンピィ : 「ひ、ひっ……!?」
[メイン] チャカ : 「あれは…おそらく私が見た犬と同じものだろう…」
[メイン] ヴァンピィ : 「……れ、玲美にも見えたの?」
[メイン] ウタ : 「…あれが…」
[メイン] ヴァンピィ : 「チャカなんでこっちにいるの!?」
[メイン] ウタ : とりあえず便器で吐く
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい。私にも見えました」
[メイン] ウタ : CCB<=30 ゲロゲロ (1D100<=30) > 32 > 失敗
[メイン] チャカ : 「危険を察知して太陽神を呼び出そうとトランス状態になったらいつの間にかここにいたのだ…何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「出てって!!!」
[メイン] ウタ : 「あっ…アガッ…アアッ…!!」
[メイン] チャカ : 「すまぬ」
[メイン] チャカ : 出てった
[メイン] ウタ : 出なかった
[メイン]
ヴァンピィ :
「ふ、ふう……」
「ウタ…女の子が出していい音じゃなかったよ…!」
[メイン] ウタ : 「いいのよ…いつもの事だから…」
[メイン] ヴァンピィ : 「もっとダメでしょ」
[メイン] ウタ : 「でも全然出ないから気分悪~~」
[メイン]
ヴァンピィ :
「……何かあったみたい。チャカはともかく、できる夫も心配だし早く合流しちゃお!」
ウタの背中をさすっておく
[メイン] ウタ : 「うん…ありがとヴァンピィ」
[メイン] ヴァンピィ : 出た
[メイン] できる夫 : じゃあ男性陣も合流していいですか
[メイン] GM : わかりました
[メイン]
できる夫 :
「チャカが…消えた!!」
走って出てきた
[メイン] できる夫 : 「居るじゃねえか」
[メイン] チャカ : 「危険を察知してトランス状態になったらいつのまにか女子トイレにいたのだ…何故かな?」
[メイン] ウタ : 「何言ってんだお前ェ!!」
[メイン] できる夫 : 「面白犯罪供述し始めるの止めない?」
[メイン] ヴァンピィ : 「もう……!」
[メイン] チャカ : 「弁解をまともに聞くことすらせんのか…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「まあまあ。びっくりしましたけど、緊急事態なので心配してくれたんだと思いましたので」
[メイン] できる夫 : 「本当良い子だな稲葉…」
[メイン] チャカ : 「気を使わせてすまぬ…」
[メイン] ウタ : 「いい子だなァ…」
[メイン] ヴァンピィ : 「褒めてあげます」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「えへへ…」
[メイン] できる夫 : 「和んだようで何より、んじゃ休憩室行きましょっか」
[メイン] ヴァンピィ : 「行きましょー!」
[メイン] チャカ : 「うむ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい!」
[メイン] ウタ : 「は~い」
[メイン]
GM :
自動販売機やソファなど観覧者が休めるようになっています
閲覧用に古いパンフレットなども置かれています
[メイン] GM : 部屋に入った途端、稲葉が持つ手帳が稲葉の手から勝手に落ち、一人でに頁をぱらぱらと開いていく。
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あ、手帳が…」
[メイン]
ウタ :
「えっ」
また勝手に落ちた…?
[メイン] ヴァンピィ : 「さっきと同じ…」
[メイン] チャカ : 「中央ホールでも同じことが起きたし…また何か書かれるのか…?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「そのようですね」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「『どうしてあなたは悲しそうなのでしょう。私に何かできることはあるのでしょうか。私、私なんかで役に立てるなら、何だってするのに』」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…こう書かれています」
[メイン] ウタ : 「……」
[メイン] ウタ : 「鍵…壊されたから…?」
[メイン] チャカ : 「それ以外考えられぬのだ…何故かな…」
[メイン] できる夫 : 「マジかよ腹切るわ…」
[メイン] ヴァンピィ : 「やめて!」
[メイン] ヴァンピィ : 「どっちかって言うと怒ってたし!」
[メイン] できる夫 : 「まあそうですけども」
[メイン] ウタ : 「玲美他に悲しそうな人で心当たりある?」
[メイン] 稲葉 玲美 : ふるふると首を横に振る
[メイン] 稲葉 玲美 : 「今大変な思いをしているのは先生や皆さんですが、悲しい思いをしている方は思い浮かびませんね」
[メイン] できる夫 : 「まあ、多分先生の事何でしょうが…わかんね」
[メイン] チャカ : 「うむ…教授の研究が認められなかったか…それともプライベートで何かあったのか…」
[メイン] チャカ : 「どうも書いている方もわからぬようだしな」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「……先生、何か悲しい思いをしてらっしゃるのでしょうか」
[メイン]
ウタ :
「だねえ」
自販機で水買う
買える?
[メイン] GM : 買えますね
[メイン] ウタ : グビッ!
[メイン]
できる夫 :
「………」
それ眺めて
[メイン] できる夫 : 「何か飲むか食べますか…12時過ぎてから何も食べてないですし…」
[メイン] ウタ : 「そういえばずっと酒しか飲んでない、つまむものないかな…」
[メイン] できる夫 : 「それはそれでどうかと思うわお前…」
[メイン] チャカ : 「今思い出したのだが……こういうところの食べ物は食べない方がいいと聞いたことがあるぞ」
[メイン]
ヴァンピィ :
「そういえば…クタクタかも」
お腹に手を当てる
[メイン] できる夫 : 「ふむ?」
[メイン] ウタ : 「なにっ」
[メイン] ヴァンピィ : 「えっ?そうなの?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「初耳ですね」
[メイン] チャカ : 「ヨモツヘグイを知っているかな? 冥界で出された食べ物を食べると冥界の住人になるという言い伝えだ」
[メイン]
できる夫 :
「あ~………そんなんあっ…」
水グビッ!した奴を思い浮かべて
[メイン] できる夫 : 「……おいウタ、さっきの便器撃ち抜け」
[メイン] ウタ : 「あっやばっ」
[メイン] ウタ : トイレ行って吐くぞ来い
[メイン] ヴァンピィ : 「は、早ーく!」
[メイン] GM : わかりました
[メイン] ウタ : CCB<=30 リバース (1D100<=30) > 96 > 致命的失敗
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン] できる夫 : お前なんなんだよ!
[メイン] ヴァンピィ : 🌈
[メイン] ウタ : これどうなるの???????
[メイン] ヴァンピィ : 吐くのを致命的に失敗…?
[メイン] いつもの犬 : 便器の中からこんにちは
[メイン] チャカ : こわい
[メイン] できる夫 : こわい
[メイン] GM : SANc(1/1d3)
[メイン] ヴァンピィ : こわい
[メイン] ウタ : CCB<=30 (1D100<=30) > 29 > 成功
[メイン] system : [ ウタ ] SAN : 29 → 28
[メイン] GM : スッと煙のようになって消えました
[メイン] ウタ : 「わっ!なんだビックリした犬か…」
[メイン] ウタ : 「あっ……」
[メイン] ウタ : 今ので完全に吐き気止まった…
[メイン]
ウタ :
「…ただいま」
汗ダラダラたらしながらトボトボ帰ってくる
[メイン] できる夫 : 「ええ…何その顔…」
[メイン] ヴァンピィ : 「何かあったの!?」
[メイン] チャカ : 「どうしたのだ?」
[メイン] ウタ : 「私もうダメかもしれん…」
[メイン]
できる夫 :
「吐けなかった…???」
お前は普段からダメ人間では?とか言ってる場合じゃねえな
[メイン] ヴァンピィ : 「ど、どういうこと…!!?」
[メイン] ウタ : 「ウン…」
[メイン] ウタ : 「後さっき犬見てびっくりした拍子に完全に吐き気止まった…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「だ、大丈夫ですか?」
[メイン] ヴァンピィ : 「ま、まだダメって決まったわけじゃないよ!」
[メイン] できる夫 : 「…………………」
[メイン] チャカ : 「ヨモツヘグイの方はあくまで可能性だから大丈夫かもしれぬが…また犬か…」
[メイン]
できる夫 :
「か~~~~~~~!しっかたねえなァ!腹減ってるもんなァ!!!」
って自販機のパン買って食い始める
[メイン] ウタ : 「で…できる夫!?」
[メイン]
チャカ :
「……そうだな。私も食べるとしよう。言うのが遅かった責任を取る」
適当になんか食べる
[メイン]
ヴァンピィ :
「……ん!」
意を決してトマトジュースのボタンを押す
[メイン]
できる夫 :
「僕は腹減ってるだけだかんな!!!あー美味えなあ!!!」
ついでにジュースグビッ!
[メイン] ウタ : 「み…皆も…!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 皆に習うように自販機で紅茶を買う
[メイン]
ヴァンピィ :
「まあヴァンピィちゃんは最強ですしぃ~~!このくらいどうってことありませんから!」
ヂュー
[メイン]
チャカ :
「食べてみたが…あの世の味ではなさそうだから大丈夫だろう。無駄に心配させたな。すまぬ」
[メイン] 稲葉 玲美 : ニコニコしながらキャップを開け、一口飲む
[メイン] できる夫 : 「どっから電気来てんだろうなァ!!電線辿ったら帰れねえかなぁ!!!」
[メイン] ウタ : 「……あ」
[メイン]
ウタ :
「ありがとう…皆…」
こっそりと、小さな声で感謝を伝えた
[メイン]
できる夫 :
「飯美味え~~~~~~~」
まあ怖えけどな 言わないだけで
[メイン] ウタ : そしてつまめるものが欲しかったらやっぱり食うのだ
[メイン] ヴァンピィ : 聞こえね~~って感じで目を瞑ってひたすらジュースを吸ってる
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] できる夫 : !
[メイン] ウタ : !!
[メイン] ヴァンピィ : !!!
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 30 > 成功
[メイン]
GM :
パンフレットの棚から 「時の時計」が表紙のものを見つけます
約7年前のもののようです
[メイン] チャカ : 見てみるとしよう
[メイン]
GM :
企画展のパンフレット内の論文コーナーでタイトル「時間旅行」 著者 弥心永子と書かれています
しかしパンフが古いため内容はびりびりによれており読めそうにありません
「時の時計」が表紙の企画展パンフの企画者も弥心だとうっすら読めます
[メイン] チャカ : 「ふむ弥心教授が関わっているパンフレットなのか…」
[メイン]
チャカ :
「稲葉はこれについて何か知っていたりしないか」
パンフをみんなに見せながら聞く
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…時間旅行」
その論文に目を落としぽつりと呟く
[メイン] できる夫 : 「ふむ?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…なんだか、少し引っかかりを覚えます。それがなんなのかはわかりませんが…」
[メイン] ウタ : 「時間旅行ってどんな話だったの?」
[メイン] ヴァンピィ : 「時間旅行……そういえば、チャカの読んだ本とかおかしくなった時計とか、ずっと時間に関係することばっか起きてる気がするなあ」
[メイン] できる夫 : 「はっはっは何も分からん」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「私も先生の論文などは読んでいますが、これは初めて見たものなのでなにも…」
[メイン] できる夫 : 「僕はついていけてないので次の部屋に物理的についていくしかないです」
[メイン] チャカ : 「次は…資料室だな」
[メイン] ウタ : 「ぞれじゃ行きましょ」
[メイン] ヴァンピィ : 「まずは出口を見つけなきゃね!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…そうですね。行きましょうか」
[メイン]
GM :
資料室は、移動書架がいくつかと、本を読むためなどの机とイスがいくつかある、一般的な図書室の体裁です
机の上にのっている何冊かの本のうち「北欧神話大系」という本を見つけます
[メイン] チャカ : 「北欧神話…? 時間ならギリシャとかインドのイメージがあるが…」
[メイン] チャカ : 「なんだか気になるし見てみるとしよう」
[メイン]
GM :
大系と名の付く通りシリーズものの一冊です。
巨人ユミルと氷の雌牛アウズンブラが創り出された神話の始まりから、終末のラグナロクに至るまでが日本語で翻訳されています。
本にはポストイットが挟まれており、そこには首に鎖を何重にも巻き付けられた大きな狼の挿絵が載っていた。
[メイン] GM : <オカルト>を振れますね
[メイン] チャカ : 太陽の神チャカで振っていい?
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] チャカ : CCB<=61 太陽の神チャカ (1D100<=61) > 52 > 成功
[メイン]
太陽の神チャカ :
「我… アラバスタの太陽神チャカ!!!一時の力を与え命を削り”痛み”と”怒り”を知らしめるものなり………!!!」
突然天井から降り注いだ日光と共にチャカが太陽神と化す
[メイン] できる夫 : 「????????????????????????????????????????????????」
[メイン]
GM :
17世紀に書かれた古い写本の画像、「フェンリル狼」だと分かる。
フェンリル狼とは、北欧神話においてロキの息子である巨大な狼。英雄テュールの腕を噛み切り、その凶暴さを恐れた神々によりグレイプニルという鎖で繋がれたという逸話が残る。
またフェンリルの子であるスコールは太陽を、ハティは月をそれぞれ追いかけているという伝承があり、太陽と月の満ち欠けはこの二匹の狼の仕業だとも言われている。
また、画像の下に一文が殴り書かれています。
「彼の神は大いなる時の流れに腹ばいで横たわる一匹の巨大な獣である。」
[メイン]
太陽の神チャカ :
「これは…神々の間に伝わるフェンリルだ」
内容をみんなに伝える
[メイン] ヴァンピィ : ccb<=80 日に焼かれると灰になって死ぬ (1D100<=80) > 10 > スペシャル
[メイン] できる夫 : 「あっ」
[メイン]
ヴァンピィ :
「へ~!」
サラサラサラ……
[メイン] ウタ : 「あっ」
[メイン] ヴァンピィ : サラ…
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ふむふむ…ってチャカさんその格好は…?」
[メイン] system : [ ヴァンピィ ] HP : 16 → 0
[メイン] 太陽の神チャカ : 「ヴァンピイ…!!私が一時の知識を得る為にチャ化した結果!!!命を削る光を…日光を浴びているもはや…数分の命…助からぬ!!!」
[メイン] ウタ : 「太陽…」
[メイン]
できる夫 :
「うおおおおおおおおおおおお」
セカンド人体錬成・皇
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…!?」
「ふぇぇ!?ヴァンピィさんが…!?」
[メイン] できる夫 : CCB<=90 (1D100<=90) > 73 > 成功
[メイン] できる夫 : 「はあ!!!!!!!!!!バカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
[メイン] system : [ ヴァンピィ ] HP : 0 → 16
[メイン]
チャカ :
「復活する時にこのままだとまずいらしいということで太陽神チャカ様が普通の私に戻したぞ」
戻った
[メイン]
ヴァンピィ :
「は……っ!?」
灰から不死鳥のごとく甦る
[メイン] できる夫 : 「ツッコみきれるかぁ!!!!!!!!!!!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 目をゴシゴシと擦って
[メイン] ウタ : 「ねえなんで味方に天敵がいるの????」
[メイン] ヴァンピィ : 「ありがとう……そしてごめんなさい」
[メイン] できる夫 : 「次チャ化する時ヴァンピィ別室な」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…幻覚を見たのでしょうか。チャカさんが神々しく見えて、ヴァンピィさんが灰になって…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…気のせいですよね」
[メイン] できる夫 : 「気の所為にした方が良いなら気の所為にします」
[メイン]
ヴァンピィ :
「はーい……」
しょんぼり
[メイン] チャカ : 「そうした方がいい気がするのだ…何故かな…」
[メイン] ウタ : 「えっ?ああうんキノセイキノセイ」
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] できる夫 : 頼みます
[メイン] ウタ : 久々に振るか
[メイン] できる夫 : !
[メイン] ヴァンピィ : !
[メイン] ウタ : CCB<=90 酔っ払い色の覇気 (1D100<=90) > 25 > 成功
[メイン] チャカ : よくやった!
[メイン] GM : ウタは大系の裏表紙が不自然に盛り上がっているのに気付く。
[メイン] ウタ : 「?なんだろうこれ?」
[メイン] GM : <製作>できれいにはがせますね
[メイン] ウタ : マズい持ってない
[メイン] ヴァンピィ : 酔っ払い色が製造:お酒も内蔵してるんじゃないかな
[メイン] できる夫 : 凄い事言いだした
[メイン] ウタ : 酒瓶で殴って出すか…?
[メイン] GM : いいですよ
[メイン] ウタ : CCB<=90 酒瓶で殴る (1D100<=90) > 10 > スペシャル
[メイン] ウタ : 「そぉい!」
[メイン] GM : 酒瓶で殴ると、金属音が聞こえてなにかが飛び出して床に落ちます
[メイン] できる夫 : 「ギャグ漫画かよ」
[メイン] チャカ : 「だが…実際に何かが出たぞ」
[メイン] ウタ : 「なんか…出てきた!」
[メイン] ヴァンピィ : 「なんだろ?」
[メイン] チャカ : 何が飛び出したか見てみるか
[メイン] GM : 研究室②の鍵ですね
[メイン] ウタ : !
[メイン]
できる夫 :
「……………」
顔を覆う
[メイン] ウタ : 「何でこんな所に鍵が…?」
[メイン] できる夫 : 「あるじゃねえかぁ~~~~~………」
[メイン] ヴァンピィ : 「永子先生が別の建物に置いてきたって言ったから…!」
[メイン] チャカ : 「まさかここが大学の事務所だったとか…?」
[メイン] ウタ : 「いやそんなまさか…というかだとしたらここに真っ先に来そうなもんだし」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「多分スペアキーではないかと、でも、たしかになんでこんなところに…?」
[メイン] ヴァンピィ : 「もしかしたら…そもそも、ここって私たちがいると思ってるところじゃないのかも…?」
[メイン] チャカ : 「ふむ…とにかく一度研究室2の扉の所に行くとしようか…直っているかもしれぬしな」
[メイン] できる夫 : 「そうしますか…」
[メイン] ヴァンピィ : 「行こ!」
[メイン] ウタ : 「行こうか…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「はい!」
[メイン] GM : 研究室②の前につきますが、そこに弥心の姿はありませんね
[メイン] できる夫 : 「………ん?すれ違った…?」
[メイン] ウタ : 「あれれ?」
[メイン] 稲葉 玲美 : キョロキョロと辺りを見回す
[メイン] 稲葉 玲美 : 「先生がいませんね。どこに行ったのでしょうか?」
[メイン] できる夫 : 「…………探すか?」
[メイン]
チャカ :
「中にいたりは…」
鍵を使わずに扉を開けようとする
[メイン] ヴァンピィ : 「こんな時だし…心配かも」
[メイン] GM : 扉には鍵がかかっていますが、できる夫が壊してしまった鍵は直してありますね
[メイン] できる夫 : 「…しっかり直して再度入って鍵を掛けた、なんてご丁寧な事はしないでしょうね」
[メイン] ウタ : 「う~んだろうねえ」
[メイン] できる夫 : 「どうしましょうか、探し回っても良いですが」
[メイン] チャカ : 「探してもいいと私は思うぞ」
[メイン] ヴァンピィ : 「……私は探す!」
[メイン] できる夫 : 「じゃそういう事なら探しましょっか」
[メイン] ウタ : 「そうだね、さがそっか」
[メイン] ヴァンピィ : 「このままだと玲美も心配だと思うし…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ヴァンピィさん…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「みなさんも、ありがとうございます」
[メイン]
できる夫 :
「それじゃえっちらおっちら行くぞぉ~」
って訳で探す過程で企画展示室に顔を出す
[メイン] GM : この部屋にある全ての時計は長針しかなく、その全部が「6」を指しています
[メイン] できる夫 : 「………………?」
[メイン] チャカ : 「数字が変わっているが…何故かな…」
[メイン] ウタ : 「あっホントだ」
[メイン] ヴァンピィ : 「さっきも時計は逆向きに動いてたけど…6まで来てたみたい」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…!最初に訪れたときは11の位置でしたよね」
[メイン] ウタ : 「時間が戻ってる…?」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ゆ~っくり動いてるね」
針を見ながら
[メイン] できる夫 : 「………………研究室②、行きましょっか」
[メイン] できる夫 : 「急がねえとやばい気がするんで」
[メイン] ウタ : 「……うん」
[メイン] チャカ : 「奇遇だな…なぜか私もそのような気がしてきた。あと数時間の命…そう言われているような気がするのだ」
[メイン] ヴァンピィ : 「ん……先生、見つけられなくてごめんね。どこ行っちゃったんだろ……」
[メイン] できる夫 : 「お前が言うと面白くなっちゃうんだけど」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…先生、一体どこに…?」
[メイン] できる夫 : 「……ま、態々鍵かけて中に入ったか、常設展示室に居るか、ですかね」
[メイン] チャカ : 「常設展示室は危険だと私が言っていたから…まだ鍵をかけたと考える方が自然だな」
[メイン] ヴァンピィ : 「まず研究室から見てみよう…!」
[メイン]
できる夫 :
「アイ、サー」
と言う訳で研究室開けます
[メイン]
GM :
入ると、部屋は荒れています
本が床に乱雑に散らばり、机の上もレポート用紙でぐちゃぐちゃです
[メイン] 稲葉 玲美 : 「変です…先生はきれい好きなのにどうして」
[メイン] チャカ : 「何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「何かあったかもしれない…ってこと!?」
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 8 > スペシャル
[メイン] チャカ : !
[メイン] ウタ : !
[メイン] GM : チャカは散らばった床から、一冊のノートと手帳を見つけます
[メイン] チャカ : じゃあ読んでみるか…
[メイン] GM : どちらから読みますか?
[メイン] チャカ : choice ノート 手帳 (choice ノート 手帳) > 手帳
[メイン]
GM :
「研究手記」
それは弥心の筆跡が連ねられたもので、研究手帳のようです
(手記は約7年前の記述から始まります)
[メイン]
GM :
○年 十月
今日、坊やが死んだ。
私のお腹の中で死んでいた。
流れた坊やはとても小さくて。どうして私は無事に産んであげられなかったの。
どうして、
どうして、
どう し て
○年 十一月
坊やを失って1ヶ月。今頃はすくすく育っていたかもしれない。
町中で赤ん坊を見ると涙が止まらない。
もう一度坊やに会いたい。
(以降、後悔と嘆きの記述が続く)
[メイン]
GM :
×年 十月
そうだ、過去の積み重ねが歴史なのだから、今まで人間の歴史ばかり説き明かそうと執着していたが時間そのものを研究してみよう。
博物館でがらくた同然の扱いをされている「時の時計」
人を過去未来どこにも運ぶなんて、今までは眉唾ものだとばかり思っていたが研究する価値はある。
戻れるのなら時間を戻りたい。
そうすればまた、坊やを産んであげられる。
×年 十一月
「時の時計」の研究は進まない。
まともな資料がないのだ。正規の方法ではだめかと諦めかけたがふと思い出した。
北米三合会にはオカルトの秘蔵の知識がたくさんあるという。
秘蔵本の研究に協力すると契約し、私はマフィア共の仲間になった。
×年 十二月
北米三合会が流通している麻薬に「ドクター・ドリーム」というものがあるという。
組織が黒蓮という奇妙な蓮を栽培し収穫し、製造している。
白い粉で出回ることが多い、非常に強力な幻覚剤とのことだ。
その酩酊感はまるで夢を見るように異次元に意識が飛んでいくらしい。
「ドクター・ドリーム」の廃人から、見たことのない過去の戦争や遙か遠きデボンの海を幻視したと聞いた。
試してみなければ。もう手段はなんでもいい。坊やに会えるのなら
[メイン]
GM :
△年 一月
(震える字で殴り書かれている)
くすり ためした ああ すばらしい
かこ みえた
せんかん ぜろせん ラバウル ちりゆくいのち
あれは じゅうじぐん ばらのもんしょう けんをかかげたきへいたい
パリのシトワイヤン テニスじょうのちかい なんてむせかえるじょうねつ
デボンの ゆうだいなうみ ジュラきの げんせいりん
ああ!でもあれは!
あのいきものはしらない!やせて!うえている!あれは!あれは猟犬だ!
△年一月*日
あの犬のような生き物に狙われている。そう確信が持ててしまう。
どうすれば逃れられるのか。
私はまだ死ねない。死ぬわけにはいかない。
(以下、猟犬についての研究が連ねられている。)
<120°以下の角さえあれば現れることが可能など、探索者はルルブのティンダロスの概要を理解した ということに>
[メイン]
GM :
□年四月
新入生がゼミに来た。
稲葉玲美君。熱心な良い子で真面目で。ぜひ後継者にしたい。
わたしは もう ながくないだろうから
(最後の記述は今年のものです。震える細い字が波打っている)
◇年十月
ああもう逃げられない。猟犬を閉じこめる方法は分かった。しかし用意が遅すぎた。
奴はもう、あらゆる鋭角から狙いをさだめている。
「時の時計」を動かすしかない。
稲葉君ゆるせ明日が文化祭だと言うのにあんなに楽しみに準備をしていたのに
わたしは ぼうやを ああ もう い ち ど
[メイン] GM : 狂人の手記のためSANc(0/1d3)
[メイン] チャカ : CCB<=60 SAN (1D100<=60) > 53 > 成功
[メイン] チャカ : 「涙も出んのだ…何故かな…」
[メイン] ウタ : 「なんて書いてあったの?」
[メイン] チャカ : 「どうやら亡くなった我が子に会おうと時間旅行をしたら猟犬とやらに目を付けられ、それをどうにかするために時の時計というなにかを動かしてこの事態を引き起こしたらしい…」
[メイン] チャカ : 狂っていてこわい部分は伝えないように手記の内容を伝える
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…!?」
[メイン] ヴァンピィ : 「子ども?先生の…?」
[メイン] できる夫 : 「じゃああの先生この事知った上であの態度だったのか?」
[メイン] チャカ : 「とぼけていたのだろうか…それとも時間旅行の際に忘却したか…問い詰めねばわからぬだろう」
[メイン]
ウタ :
「そしているとしたら…」
収蔵庫見る
[メイン] できる夫 : 「手帳見てからにしましょうか」
[メイン] ウタ : 「そういえば手帳もあった」
[メイン] チャカ : 「手帳はもう私が見た方だから…ノートを見るとしよう」
[メイン] できる夫 : 「間違えた」
[メイン]
GM :
「時の時計」研究ノート
開くとびっしりと文字が書き込まれており、さっと目を通すと専門的な内容です。
[メイン]
GM :
ノートの最初には 「【時の時計】について」と題が書いてあります
この巨大な棺の形をした時計のようなものは「時の時計」と言うらしい。
「時の時計」は乗客をほかの時間、場所、そして次元に運ぶことができる輸送装置だ。
(以下、膨大な資料と弥心の考察が続く)
そして、ついに「時の時計」の使用方法を理解した。
あとは時計の前部を開けて、内側に入り、輸送力を利用するだけだ。
呪文はただ一言、「K(ケン)」
「K(ケン)」は開始を意味するルーン文字。あとは精神力がものを言う。
ああしかし、そんな強靱な精神を自分一人でまかなえるものだろうか。
あの「短剣」を使えばもしくは……
[メイン] チャカ : 「時の時計とはやはりあの中央ホールの時計だったか…」
[メイン] できる夫 : 「そりゃ来歴も分からん訳ですね」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「………」
ギュッと胸の辺りを抑え、辛そうな顔をする
[メイン] GM : そのとき、また手帳が勝手に落ち、一人でに頁をぱらぱらと開いていく。
[メイン] チャカ : !
[メイン]
ヴァンピィ :
「あ、また…」
俯いてたけど落ちる音に気づいて拾ったげる
[メイン] GM : 手帳には稲葉の字でこう書かれています
[メイン] GM : 「このときのために生まれてきたのかもしれません。これが私に出来る最良のこと、あなたのために出来ること、よかった、これでやっと」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…ありがとうございます」
手帳を受け取る
[メイン] ヴァンピィ : 「中身見えちゃった…」
[メイン] ウタ : 「この手帳も謎だよねえ」
[メイン] ヴァンピィ : 「『このときのために生まれてきたのかもしれません。これが私に出来る最良のこと、あなたのために出来ること、よかった、これでやっと』…これも玲美には分からないの?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…はい。心当たりはありません」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「………だけど」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「なぜかはわからないのですが…胸が、チクリと痛みます」
[メイン] ヴァンピィ : 「私じゃよくわかんないけど…手帳に書いた玲美は先生を助けようとしてたんだよね」
[メイン] ヴァンピィ : 「そして、その気持ちはきっと今の玲美も変わらないと思う」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…ヴァンピィさん」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…はい。先生が悲しんでいたり、困っていたりするなら私は…」
[メイン] チャカ : 「無粋を承知で聞くが…まさか死ぬとか言い出したりはせんだろうな?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あはは。まさかそんな…」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…いや、でも…それが先生のためになるなら…なんて」
薄く笑顔を見せる
[メイン]
ヴァンピィ :
「や、やめてよ!そんなの…」
こんなことを言って笑う玲美を怖いと思った
[メイン]
ヴァンピィ :
「私、玲美が困ってるなら助ける!やりたいことがあるなら言ってよ…!」
「だから、一人で全部やっちゃおうなんて思わないで!ちゃんとヴァンピィちゃんを頼りなさい!」
[メイン]
チャカ :
「そうだな…死んだぐらいでは人のためになどならん。生きてこそだ。先生のために死ぬのではなく先生のために生きるなら私たちは力を貸す。だから死ぬなどと言うのはやめてくれ」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…ヴァンピィさん、チャカさん」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…ありがとうございます」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わかりました。その時は、お二人にお願いさせてもらいますね」
[メイン]
ヴァンピィ :
「よく言えました!」
胸を張る
[メイン] ヴァンピィ : さっきの玲美は怖かったけど、何も言わずに消えちゃいそうだったことの方がよっぽど怖かった
[メイン] できる夫 : 「…で、ラスト…」
[メイン] チャカ : 「ああ…おそらく収蔵庫に全てがあるだろう」
[メイン] できる夫 : 「ラストじゃねえわ常設展示室行ってねえわ」
[メイン] ウタ : 「そうだっけ…」
[メイン] できる夫 : 「収蔵庫って名前なんだから何かしらあるんでしょうけどね」
[メイン] ヴァンピィ : 「締まらないなぁ~~…あははは!」
[メイン] チャカ : 「何故かな…」
[メイン] できる夫 : 「ごめんて」
[メイン]
ヴァンピィ :
「あははは…よし、行くよ!」
収蔵庫の扉バーン
[メイン]
GM :
金庫のような重い扉を開けると、木製のすのこが棚のように並ぶ、文化財の保存のための空間が広がります。
展示されない資料が布や薄葉紙と呼ばれる懐紙のようなものに包まれて直され、しんと静まりかえっています。
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 16 > スペシャル
[メイン]
GM :
チャカは以下のものを見つけます
「火鉢」「桐箱」「布にくるまれた包み」
[メイン] チャカ : 「これは…なんとかのガラスを作る材料…」
[メイン] GM : それぞれ詳しく調べられます
[メイン] チャカ : 全部調べるぞォ!
[メイン]
GM :
「火鉢」
黒いずっしりとした香炉サイズの火鉢に古い木の切れ端が突っ込まれています。
[メイン] GM : <考古学or博物学or歴史>と<アイデア>を振れますね
[メイン]
チャカ :
譲り会いをしている暇はない
チャカで行くぞ
[メイン] チャカ : CCB<=61 太陽の神チャカ (1D100<=61) > 47 > 成功
[メイン] 太陽の神チャカ : 「おお…神の知識が流れてくる…」
[メイン] できる夫 : 「ほい一旦ヴァンピィ別室」
[メイン]
ヴァンピィ :
「んなああああああああ~~~」
猫のように研究室2に持っていかれた
[メイン] GM : <アイデア>もどうぞ!
[メイン] 太陽の神チャカ : ccb<=61 神のアイデア (1D100<=61) > 1 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] 太陽の神チャカ : !
[メイン] GM : クリなので全部の情報を出します
[メイン] 太陽の神チャカ : うわ!ありがとう!
[メイン] GM : 庶民の暮らしがうかがえる民俗資料的な意味合いの強いものだと分かります。値段はそこまで高くありません。また、木の切れ端はハシバミだと分かる。
[メイン] GM : あなたは、手に取った瞬間火鉢から異様な空気を感じます。これはすでに何がしかの儀式がすまされ、すでに準備が整っていると分かります。
[メイン]
GM :
・「桐箱」
中身は古い銅鏡でした
[メイン] GM : この鏡は二枚一組の対として作られたものであるとも分かります。
[メイン] GM : また、鏡を取ろうとすると懐紙に包まれた箱の中、小さい鍵が見つかる。
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あっ!常設の鏡のケースの鍵です!」
[メイン] 太陽の神チャカ : 「そんなものがあったのか…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「なんでここにあるんでしょうか…」
[メイン] 太陽の神チャカ : 「因果がここに集まっているのだ…何故かな…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「因果が、ここに…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「それなら、常設展示室の鏡も必要かもしれませんね」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「私、取ってきますね!」
[メイン] 太陽の神チャカ : 「いや…一人で行くより全員で行った方がいいだろう…おそらく教授もそこにいる」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…わかりました」
足を止める
[メイン]
GM :
・「布にくるまれた包み」
中身は短剣でした
[メイン]
GM :
ぎざぎざの刃に、くさび型のような文字が刻まれています。
つかには黒い布が巻かれ、暗赤色の刻印で飾られている。つかには五芒星がデザインされています
[メイン] GM : 血の生け贄を捧げるカルトの式典用のナイフだと分かります。まだ脈打つ心臓を切り取るためのデザインだ とも。
[メイン] 太陽の神チャカ : これでこの部屋にある情報はすべて?
[メイン] GM : はい
[メイン]
チャカ :
「もう戻ってきていいぞヴァンピイ。この部屋にあるものはこれで全てだと太陽神様は言った。これをもって展示室に行こう」
戻った
[メイン]
ヴァンピィ :
「うわ!…太陽神ってなに?」
戻ってきた
[メイン] チャカ : 「一時の力を与え命を削り”痛み”と”怒り”を知らしめるものなり………!!!そう言っていた。おそらくは豪水は太陽神の恵みだったのだろうな」
[メイン] ウタ : 「恵み…?」
[メイン] できる夫 : 「単語が全部壊れてる」
[メイン] ヴァンピィ : 「それ邪神でしょ」
[メイン] チャカ : 「オブラートに包むこともせんのか…」
[メイン] チャカ : 「とはいえヴァンピイは吸血鬼故そう思うのも無理はないだろうな」
[メイン] ヴァンピィ : (それだけの問題じゃないような……)
[メイン]
チャカ :
「とにかく私が得た情報と皆の勇気と連帯があればなんとかできる…そう太陽神様は言っていた。常設展示室に行こう」
情報を共有する
[メイン] ウタ : 「は~い」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「鏡が必要なんですよね?わかりました」
[メイン] ヴァンピィ : 「行く!今度こそ最後だね」
[メイン] できる夫 : 「おーらい、ま、やれる事全部やってみましょうか」
[メイン] GM : では向かいます
[メイン]
GM :
常設展示とは通常展示のことで、内容はいつも決まっている展示室になります。
この地域から出土した石器土器などの考古資料、祭礼に使われたであろう鏡に銅鐸などが展示されている。
[メイン] GM : s1d4 (1D4) > 4
[メイン] GM : 常設展示室についたとき、稲葉がまた手帳を落とし、頁が勝手に開かれます
[メイン] GM : それと同時に、ヴァンピィの脳裏に一つのイメージが浮かびます。
[メイン] GM : 女性です。見慣れた女性の後ろ姿、あなたには分かるでしょう。稲葉です。
[メイン] GM : 背中、ちょうど心臓のあたりがぽっかりと穴が空いています。不思議と血は流れ出ていないが、暗い暗い穴は彼女に似つかわしくない。
[メイン] GM : 彼女は今、振り返ろうとしています。
[メイン] GM : ちょうど振り返ろうとした、そのとき
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ヴァンピィさん?」
[メイン] ヴァンピィ : 「……っ!?」
[メイン] GM : 稲葉の呼びかけで我に返る。
[メイン]
GM :
そして落ちた手帳の紙面には一言
「to be,or not to be」
[メイン] ヴァンピィ : 「今の……何?」
[メイン]
ヴァンピィ :
高鳴る胸を手で押さえて玲美の顔を何度も確認する
生きてる…
[メイン] 稲葉 玲美 : 「……?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「何かぼぉっとしていましたが、大丈夫ですか?」
[メイン] ヴァンピィ : 「な、何でもない!」
[メイン] ヴァンピィ : 「それより、手帳落としてるよっ?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あっ…すみません何度も…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「この手帳、勝手に落ちちゃうのかも…」
…あんな風にはさせないもん!
[メイン] チャカ : 「こうも落とすとは何かの意志が働いているとしか思えんのだ…」
[メイン] ヴァンピィ : 「それより、ここですることをしないと…!」
[メイン] GM : <目星>を振れますね
[メイン] できる夫 : 「僕ぁ何が出てくるかわからんくてドッキドキですよ」
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 1 > 決定的成功/スペシャル
[メイン] チャカ : !
[メイン] ウタ : !?
[メイン] できる夫 : !
[メイン] ヴァンピィ : !
[メイン]
GM :
鏡が一つだけケースに入れられ飾られているのが目立つことに気付く。ケース内には「三角縁神獣鏡」と書かれています。
鏡は直径約20センチで、背面に神獣と霊獣が掘られており台に乗せられガラスケースに収まっています。
[メイン] GM : およそ四世紀頃の古墳時代のもので、主に祭礼に使われた銅鏡です。日本で出土した総数は500枚ほどであり歴史的な価値が高いと分かる。
[メイン]
チャカ :
「すまぬ…今は歴史より現在をどう生きるかを優先させねばならんのだ…」
鍵を使って鏡を取る
[メイン] GM : 鏡を入手しました
[メイン] チャカ : 「とりあえずこれと収蔵庫の鏡を使いモートランの硝子を作る。神はそう言っていた」
[メイン]
チャカ :
作るぞ
来い
[メイン] GM : ではその時です
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あ…う、ぐぅ…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 稲葉が突然心臓を抑えてうずくまる。
[メイン]
稲葉 玲美 :
汗だらだらはくはくと口を動かして
「そうだ……わたし、いま、死んでなきゃいけないんだ」
とぽろぽろ泣く。
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わたし知っていたのに。先生のお子さんのこと」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「だから、わたしのしんぞう 」
[メイン] チャカ : 「!?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「つかってくださいって」
[メイン] できる夫 : 「ちょっと予想外の方に話転がったな」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わたし、何回もしんでいます。何回も、何回も。でもそれは先生が望んだから、後悔はないんです。先生どうして『今日』はわたしを殺さないの……?」
[メイン] ヴァンピィ : 「…!?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 稲葉はそう絞り出すように、消えそうな声で言い終えると蹲ってしまう。
[メイン] ウタ : 「ちょっと…?それってどういう…」
[メイン]
チャカ :
「突然のことで理解が出来んのだ…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「玲美……!?」
膝をついて、蹲った玲美をゆさぶる
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ごめんなさい。みなさん」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「私が先生に心臓を捧げたから、文化祭初日をずっと繰り返しているんです」
[メイン] チャカ : 「だが…私たちにそんな記憶は…」
[メイン] ヴァンピィ : 「わ、わかんない…玲美の言ってることわかんないよ…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「私もたった今まで忘れていました。心臓を捧げた私とみなさんでは保有している記憶に差があるのかもしれません」
[メイン] チャカ : 「どういうわけか記憶が飛んでいたのか…何故かな…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「……!」
頭を押さえる そういえばさっき見た
胸から血を流す玲美…
[メイン] ヴァンピィ : 「私…知ってるかもしれない。そのこと…」
[メイン] チャカ : 「そうなのか!?」
[メイン] ウタ : 「…!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ほんのちょっぴりだけだけど見た気がするの。目の前で…うっ」
思い出して言葉に詰まる
[メイン]
GM :
地下から歌声のようなものが聞こえる
朗々と響くそれはあなたたちの聞いたことのない響きの言語だ
[メイン] チャカ : !
[メイン] : 「EX DAEG EX EX DAEG 」
[メイン] : 「KAL Mh'ithrha!」
[メイン] : 「KAL Mh'ithrha!」
[メイン] : 「KAL Mh'ithrha!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 稲葉は呪文を聞き青ざめ叫びます。
[メイン] 稲葉 玲美 : 「……っみなさん!つかってください!わたしのしんぞう!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「わたしはまた時計の針が戻れば、もとどおり文化祭を続けるだけです!!みなさんはおねがい!かえってください!」
[メイン] ヴァンピィ : 「そ、そんなの…やだ!ダメ!絶対にダメ!!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あの声は、先生の声です!もう時間がありません!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「絶対やだもん…!」
でもどうすればいいの?
[メイン] ヴァンピィ : ……
[メイン]
ヴァンピィ :
「……助けて……!」
3人の方を振り返る
[メイン] できる夫 : 「んー」
[メイン] できる夫 : 「なんで死ぬんでしたっけ?心臓吹っ飛ぶから?」
[メイン] チャカ : 「実は私もそこがよくわからん…使うと言われてもどう使えばいいのかすら…」
[メイン] できる夫 : 「死因特定できて、この数時間後に死ぬ未来があるって話なら」
[メイン] できる夫 : 「その死因で死なない体にしちゃえば良い訳で」
[メイン] チャカ : 「やるのか…人体錬成を…?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「先生が私の心臓を使って時の時計の力で戻される前に、みなさんが逆に利用することでこの繰り返す世界から抜け出してもらいたいんです」
[メイン] できる夫 : 「ほーん、でもさ、チャカ様」
[メイン] できる夫 : 「太陽神モードならあれ素で起動出来ねえ?」
[メイン] チャカ : 「……ああ。出来る気はする」
[メイン] できる夫 : 「オッケー、おそらく心臓がぶち抜かれてる未来は確定してるからそれを耐える事は必要」
[メイン] できる夫 : 「その上で心臓を使わないで何とか時計を使いこなすパワー」
[メイン] できる夫 : 「凄えな、やっぱバカばっかだわ僕ら」
[メイン] チャカ : 「何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「心臓…耐える…?それって…?」
[メイン] できる夫 : 「じゃあヴァンピィに質問です」
[メイン] できる夫 : 「ヴァンピィの心臓が吹っ飛んだらどうなりますか?」
[メイン] ヴァンピィ : 「ん、は、はい!えーと…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「すごくいたい!」
いたいで済む
[メイン] できる夫 : 「こわ」
[メイン] ヴァンピィ : 「なんで…」
[メイン] チャカ : 「生きておられるのかっ!!!」
[メイン] できる夫 : 「ごめんて」
[メイン] できる夫 : 「じゃあそういう体に稲葉をすれば解決なんですよね」
[メイン] ウタ : 「そんなことできるの!?」
[メイン] できる夫 : 「僕吸血鬼の事近代の創作でしか知らんけど、吸血鬼の増え方、なり方位は知ってるんですよね」
[メイン] ヴァンピィ : 「そっかぁ~…!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ん!」
いーっとして犬歯を見せる
[メイン] ウタ : 「ん…?ああ~~~~…」
[メイン] できる夫 : 「この通り、おそらく吸血鬼って単語知ってる奴なら誰でも知ってる要素」
[メイン] できる夫 : 「吸血鬼に血を吸われたらそいつも吸血鬼になる」
[メイン]
チャカ :
「なるほど…そんな方法が…」
[メイン] できる夫 : 「…ま、稲葉が嫌だってんならまた別の方法考えますけど」
[メイン] できる夫 : 「どうです?ちょっと卑怯な聴き方しますけど」
[メイン] できる夫 : 「生きたいか?」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「……どうしてそんなこと聞くんですかぁ」
グスグスと鼻を鳴らして
[メイン] 稲葉 玲美 : 「そんなの、当たり前じゃないですか」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「記憶を失っていたけど、みなさんに会えて、とても嬉しくて、とても楽しくて」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「でもそんなことを何度も繰り返していて、これで終わりにしようと思って」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「本当はいやです。もうみなさんに会えないなんて」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「みなさんの顔を見れば、"生きたい"って思うのは当たり前です」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…でも、先生をひとりぼっちにしたくもないんです」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「私も繰り返すことで、先生とずっと一緒にいられるなら、私は…私は…」
[メイン] できる夫 : 「ま~~~~~~~た無理難題吹っ掛けてきよったわ」
[メイン] チャカ : 「ならば…先生とも一緒に出よう…」
[メイン] できる夫 : 「先生の状態次第としか言えねえけどまあやれるだけはやってやりますよ、ええ」
[メイン] ヴァンピィ : 「ふ、二人とも…!」
[メイン] ウタ : 「そうだね…帰る時は皆で!」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…みなさん…」
グスッと鼻をすすり、顔を上げる
[メイン] できる夫 : 「行きましょっか」
[メイン] チャカ : 「うむ…行こう」
[メイン] ウタ : 「うん、行こう」
[メイン] ヴァンピィ : 「玲美の気持ちは、ムダにはさせないから!」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…うぅ…ごめんなさい。ワガママ言っちゃって」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「でも、ありがとう」
[メイン] 稲葉 玲美 : そう言うと立ち上がり、あなた達と共に先生の元へ向かう
[メイン] GM : 地下ホールは天鵞絨の幕が張られた舞台以外は薄暗く、その舞台袖には時の時計がカチカチといびつに針を刻んでいます。
[メイン] GM : そして、舞台上にはみなさんに背を向けた形で弥心が立っています。何かを迎えるように両手を広げ朗々と呪文を紡いでいます。
[メイン] GM : また、時の時計の真横ぐらいに巨大な鏡があります。あなたの全身をやすやすと映せる鏡です。
[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!
[メイン] チャカ : CCB<=40 アイデア (1D100<=40) > 21 > 成功
[メイン] できる夫 : CCB<=40 (1D100<=40) > 40 > 成功
[メイン] ウタ : CCB<=40 (1D100<=40) > 51 > 失敗
[メイン] ヴァンピィ : ccb<=40 みんな40なので助かる (1D100<=40) > 12 > 成功
[メイン] GM : ウタ以外はどういう経緯で鏡がそうなったのか分かりませんが、あれも「モートランの硝子」だと直感します。
[メイン] GM : <目星>どうぞ!
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス目星 (1D100<=99) > 78 > 成功
[メイン] GM : 突然、煙が立ち上ります。
[メイン] GM : 場所はちょうど弥心とみなさんの真ん中辺り。
[メイン] GM : 煙と同時に、行く先々で嗅いできた悪臭よりさらにきつい腐敗臭が蔓延する。
[メイン]
GM :
そして煙の中から、一歩足を踏み出すものがいる。
青い膿を滴らせ、舌をだらりと伸ばし、見据える眼光は鋭くまさに猟犬のよう。
[メイン]
チャカ :
「やつら…!!!目をつけられた奴を狩る為に!!!…現れようとしている」
[メイン] GM : それはとても痩せて、餓えていたSANc(1d3/1d20)
[メイン] チャカ : CCB<=60 SAN (1D100<=60) > 10 > スペシャル
[メイン] チャカ : 1d3 (1D3) > 3
[メイン] ウタ : CCB<=28 (1D100<=28) > 99 > 致命的失敗
[メイン] system : [ チャカ ] SAN : 60 → 57
[メイン] ヴァンピィ : ccb<=42 (1D100<=42) > 21 > 成功
[メイン] ヴァンピィ : 1d3 負けませんよ (1D3) > 3
[メイン] ウタ : 1d20 (1D20) > 4
[メイン] system : [ ヴァンピィ ] SAN : 42 → 39
[雑談] system : [ ウタ ] SAN : 28 → 24
[メイン] できる夫 : CCB<=48 (1D100<=48) > 70 > 失敗
[メイン] できる夫 : 1d20 (1D20) > 4
[雑談] system : [ できる夫 ] SAN : 48 → 44
[メイン]
できる夫 :
「でっけー…………犬じゃねえだろこれ」
くっそビビった
[メイン] 稲葉 玲美 : 1d100<=68 san (1D100<=68) > 79 > 失敗
[メイン] 稲葉 玲美 : 1d20 (1D20) > 16
[メイン]
ヴァンピィ :
「邪魔しないで……!」
口元に震える手を当てながら前を見る
[メイン] 稲葉 玲美 : 1d10 (1D10) > 8
[メイン] 稲葉 玲美 : 8 短時間の心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸した振る舞い、幻覚など)。
[メイン]
稲葉 玲美 :
「先生!先生!」
目の前の化物など気にする様子もなく、弥心の方へ向かおうとする
[メイン] チャカ : 精神分析できる?
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] チャカ : CCB<=80 まさか使うとは思っていなかったのだ… (1D100<=80) > 93 > 失敗
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : 🌈
[メイン] できる夫 : ほいできる夫で学ぶ精神医学
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] できる夫 : CCB<=90 (1D100<=90) > 23 > 成功
[メイン] ウタ : よくやった!
[メイン] チャカ : よくやった!
[メイン] ヴァンピィ : よくできました!
[メイン] 稲葉 玲美 : ぴたりと足を止める
[メイン] 稲葉 玲美 : 「あ、あれ?私」
[メイン] できる夫 : 「っぶね…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「ご、ごめんなさい!あの変なのを見たら、先生のことが心配になってしまって」
[メイン] ヴァンピィ : 「すぐになんとかするから!少しだけ我慢して!」
[メイン] チャカ : 「もう少しの辛抱だ耐えてくれ」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「は、はい!」
おとなしく4人の元へ戻る
[メイン] できる夫 : 「ま、腹くくりましょっか」
[メイン] ウタ : DEX対抗するぞ来い
[メイン] GM : わかりました
[メイン] いつもの犬 : 11だ 来い
[メイン] ウタ : RES(13-11) (1d100<=60) > 58 > 成功
[メイン] GM : ウタが持つ鏡に猟犬の姿が映り込みます
[メイン] できる夫 : オラァ!抑え込んでやる!!!
[メイン] できる夫 : STR対抗!
[メイン] できる夫 : RES(14-12) (1d100<=60) > 53 > 成功
[メイン] GM : できる夫の持つ鏡にも猟犬の姿が映り込みます
[メイン] GM : それぞれ幸運判定どうぞ
[メイン] ウタ : CCB<=30 はい幸運 (1D100<=30) > 60 > 失敗
[メイン] できる夫 : CCB<=50 (1D100<=50) > 69 > 失敗
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : 🌈🌈
[メイン] チャカ : 🌈
[メイン] GM : 背後にあるモートランの硝子と化している巨大な鏡には猟犬は映りませんね
[メイン] できる夫 : 「しくったァ!!!」
[メイン]
ウタ :
「ウィ~」
フ
ラ
フ
ラ
[メイン] GM : 2人が上手く映せない隙に猟犬が動きます
[メイン] いつもの犬 : s1d6 (1D6) > 1
[メイン] いつもの犬 : s1d5 (1D5) > 1
[メイン] いつもの犬 : s1d100<=90 (1D100<=90) > 77 > 成功
[メイン] いつもの犬 : 1d6+1d4 (1D6+1D4) > 3[3]+2[2] > 5
[メイン] いつもの犬 : 猟犬はその眼光を怪しく光らせ、ウタを見据えて襲いかかる
[メイン] GM : 幸運か何か回避技能でよけられます
[メイン] ウタ : 覇気で見て逃げるか…
[メイン] ウタ : CCB<=90 酔っ払い色の覇気 (1D100<=90) > 42 > 成功
[メイン] いつもの犬 : ウタに襲いかかる猟犬の前足は空を切る
[メイン] ウタ : 「あぶなっ!」
[メイン] GM : 稲葉は戦闘技能がないので動きません
[メイン] GM : 先生は詠唱を続けています
[メイン] GM : チャカの番です
[メイン] チャカ : 私なにした方がいいんだ…?
[メイン] チャカ : 先生の詠唱って止められたりするやつ?
[メイン] GM : 猟犬が邪魔しますね
[メイン]
チャカ :
もう考えるのが面倒だしイヌイヌの実で猟犬に鳴牙する
来い
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] チャカ : CCB<=99 イヌイヌの実モデルアヌビス (1D100<=99) > 57 > 成功
[メイン]
チャカ :
「ヴァンピイが邪魔するなと言ってたのが聞こえんのか 帰れ!!!」
犬に鳴牙を食らわせる
[メイン] GM : ダメージは1d6
[メイン] チャカ : 1d6 (1D6) > 6
[メイン] GM : 4ダメージ
[メイン]
いつもの犬 :
「ギャイン!?」
うなり声にも似た悲鳴を上げる
[メイン] GM : 最後はヴァンピィ
[メイン] ヴァンピィ : 玲美をかばえるように陣取ってターンエンド
[メイン] ヴァンピィ : 狙われたら危ないからね…!
[メイン] 稲葉 玲美 : 「…ヴァンピィさん…!」
[メイン] GM : 2巡目
[メイン] GM : ウタからどうぞ
[メイン]
ウタ :
覇気でタイミング合わせる
覇気だけが全てを凌駕する
[メイン] ウタ : CCB<=90 酔っ払い色の覇気 (1D100<=90) > 94 > 失敗
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン] ヴァンピィ : んあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
[メイン] ウタ : はい
[メイン] できる夫 : はい
[メイン] できる夫 : そろそろ無法するか…♤
[メイン] ヴァンピィ : !
[メイン] できる夫 : ん~~~~~~~~?おっかしいねえ…この出目…
[メイン] できる夫 : AA・皇 黄猿になって幸運判定を踏み倒す
[メイン] GM : どうぞ!
[メイン] できる夫 : CCB<=99 (1D100<=99) > 70 > 成功
[メイン] できる夫 : ここまでの出目…コイツ…わっしの事“煽った”よね~…?
[メイン] できる夫 : “八咫鏡”
[メイン] できる夫 : 待ってろ神話生物~…封印する~…!!
[メイン] いつもの犬 : 「……!?」
[メイン] いつもの犬 : 合わせ鏡に映された猟犬は永遠に自分の姿を追いかけ続ける。
[メイン]
GM :
猟犬は封印されました
戦闘終了
[メイン] チャカ : 「よくやった!」
[メイン]
できる夫 :
「あー疲れた」
ポフンッ
[メイン] ウタ : 「よくやった!」
[メイン] ヴァンピィ : 「すごく丸いフォルムから一瞬だけ背の高いおじさんになったと思ったらすぐに戻ったできる夫のおかげだね!」
[メイン] 弥心 永子 : 猟犬がいなくなると、弥心があなた達の方に振り返る
[メイン] 弥心 永子 : 「思い出したんだね稲葉君」
[メイン] 弥心 永子 : 「この辺りはかのツァン高原に繋がる奇妙な土地だ。小人……チョーチョー人の残酷な儀式か繰り返し行われ、自然と魔力を溜め込むようになった土地だ」
[メイン] 弥心 永子 : 「猟犬に襲われた私は瀕死の体で時の時計に逃げ込んだ。制御に失敗しただけなら良かったんだ。しかし魔力を孕んだ地盤が時の時計を狂わせ、こうしてループを繰り返すこの空間を作り出すことになったんだ」
[メイン] チャカ : 「そうだったのか…」
[メイン] できる夫 : 「なんつーか…不幸な事故ですね」
[メイン]
弥心 永子 :
「あの子のためにやったことだから悔いはないんだけどね」
力なく笑いながら
[メイン] 弥心 永子 : 「…君たちも巻き込んでしまってすまないね」
[メイン] 弥心 永子 : 「でもここにいる理由があるとすれば、それは」
[メイン] チャカ : 「それは?」
[メイン] GM : 突然、弥心の口からつうと一筋赤い液体が流れる。
[メイン]
GM :
彼女の胸から獣の牙が生えている。
いや、背後から貫かれている。
[メイン] ヴァンピィ : 「……永子先生!?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「───っ!?」
[メイン] GM : 天上をそっと見上げるとそこには、巨大な、巨大な
[メイン] 巨大な口 : 口、が迫っていた
[メイン]
チャカ :
「おのれ貴様ァ!!!!」
口に向かって叫ぶ
[メイン] できる夫 : 「………」
[メイン] ヴァンピィ : 「あ……」
[メイン] ウタ : 「……!?」
[メイン] ヴァンピィ : 見上げただけでどうにもできないものと直感する
[メイン] できる夫 : 「撤収準備、つーか見んな」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「先生!?せんせぇ!?」
[メイン]
できる夫 :
「………」
あーそりゃ見るわな
[メイン] ヴァンピィ : 「永子先生……!」
[メイン] GM : 皆さんは今、地下にいる。地下にいて見えないが、消えた文字盤の「12」がすうっと蘇る光景が見える。
[メイン] GM : そして、ボーンボーンボーンと三回時の時計が鳴る。
[メイン] GM : また、一階からはいっせいに仕掛け時計の鳴る音が聞こえる。
[メイン] チャカ : 「まずいヴァンピイ…この空間はもはや…数分の命…助からぬ!!!」
[メイン] チャカ : 「早くあれをやれ!」
[メイン] GM : 音の洪水だ。
[メイン]
ヴァンピィ :
「こんなの……先生も助けるって、や、約束したのに……!」
足は動かない
[メイン] できる夫 : 「…………」
[メイン] できる夫 : 「すまん」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「せんせえ!!!!」
その場から飛び出そうとする
[メイン] チャカ : 「かくなるは少しでも足掻け!今救える友を守れ!!!ヴァンピイ!!!」
[メイン] ウタ : 「……」
[メイン] ヴァンピィ : 「できる夫……チャカ……」
[メイン]
ヴァンピィ :
「…………待って、玲美……っ!」
なんとか手を伸ばす
[メイン] 稲葉 玲美 : 「は、はなして!先生が、先生が…!!!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ごめんなさい、ごめんなさい……!言ったのに、守れなくて……」
涙を流しながら
[メイン] ヴァンピィ : 自分の言ったことは守れないのに、相手にだけ聞かせようなんてひどいことなのはわかってる
[メイン] 稲葉 玲美 : 「まだ、私が心臓を捧げれば、間に合うの!だから…はなして…お願い」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「お願いします。先生の元へ行かせて…」
[メイン]
ヴァンピィ :
「やだ……!玲美だけでも生きてほしいよ……!お願いだから……!」
掴んだ手を強く握って
[メイン] 稲葉 玲美 : 「………」
[メイン] 稲葉 玲美 : ヴァンピィと、先生の方を交互に見る
[メイン] 弥心 永子 : 「…稲葉君、君はもう十分に私に尽くしてくれたよ」
[メイン] 弥心 永子 : 「最初はどうかと思ったが、いい友人たちじゃないか。死にゆく私よりも、君の友人たちを大事にしてやりなさい」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「先生!でもそれじゃ先生がひとりぼっちに…」
[メイン] 弥心 永子 : 力なく首を左右に振る
[メイン] 弥心 永子 : 「もういい。もういいんだ。君が一人じゃないように、私も一人ではないからね」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「うぅ…先生…」
先生の元へ行こうとする足を止め、うなだれる
[メイン] 弥心 永子 : その様子を見て安心したような表情を見せたあと
[メイン] 弥心 永子 : 「ああ、時間だ」
[メイン] GM : そう呟いた瞬間、音が鳴りやみ、そして
[メイン] GM : また、死体安置所のような、すえた腐臭があなたたちの鼻をつく。
[メイン] GM : あなたたちにはもはや嗅ぎ慣れた臭いだ。
[メイン] GM : そして、次に現れたのは巨大な鎖だった。
[メイン] GM : がじゃりがじゃり と耳障りな音をたて、ホールの天井から鎖が幾重にも垂れ下がる。
[メイン] GM : その鎖の中から現れたのは、巨大な巨大な獣の口だった。
[メイン] GM : また、全体はゆらゆらと揺らぎまるで影のようだが、質量を持っていた。
[メイン] GM : 狼を象ったように見えるだろう。
[メイン] GM : しかしそれは巨大なエネルギーが形をなした一つの生命体であり、銀河のように渦を巻いてあなたたちの前に迫る。
[メイン] GM : てらてらと光る巨大な牙が立ち並び、口の端から端が一体どこからどこまでなのか分からない。
[メイン] GM : かの英雄の腕を飲みしその口は、今まさに全てを飲み込まんとしていた。
[メイン] 弥心 永子 : 「ぼうや。私も今逝くよ」
[メイン] 弥心 永子 : 弥心は唇を歪まし、そして大きくふうと息を吐き、満足げに目を閉じて動かなくなりました。
[メイン] チャカ : 「済まぬ…貴方も助けたかった……」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「うう…グスッ…」
うなだれながら泣いている
[メイン]
ヴァンピィ :
……先生……
……先生、ありがとう
玲美、ごめんなさい……
[メイン] ヴァンピィ : 「玲美、痛いかもしれないけど、許して……!」
[メイン]
稲葉 玲美 :
「…え?」
鼻をすすりながらヴァンピィの方を見る
[メイン] ヴァンピィ : もっと巨大な歯が迫る中、うなだれてた首にかぷっと牙を立てた
[メイン] 稲葉 玲美 : 「──っ!?」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「な、なにを…」
[メイン] 稲葉 玲美 : 「………うっ…」
[メイン] 稲葉 玲美 : その場に倒れて気を失う
[メイン] できる夫 : 「オッケー?じゃあ撤収な」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ごめんなさい……」
目を閉じた玲美を抱きかかええて、顔に涙を一滴こぼす
[メイン]
ヴァンピィ :
「……オッケー……!」
目の下を拭って
[メイン] チャカ : 「こんなことしかできずにすまぬ…行くとしよう」
[メイン] できる夫 : 「二人揃って灰になって混ざりあったら戻した時どうなるか分かんねえからお前ら別室待機な!んでチャカ、やれ」
[メイン] チャカ : 「ああ…応えてくれ太陽神よ…!」
[メイン]
ヴァンピィ :
「あわわっ」
とりあえずその辺に置いてあった幕を被る
[メイン] チャカ : CCB<=61 太陽の神チャカ (1D100<=61) > 77 > 失敗
[メイン] できる夫 : 🌈
[メイン] ウタ : 🌈
[メイン] チャカ : 「まだ足りんと言うのか…ウタ、お前の酒を貸してくれ」
[メイン] ウタ : 「え~?いいよ~~~!!」
[メイン] ウタ : CCB<=90 瓶ごとのめ (1D100<=90) > 87 > 成功
[メイン] できる夫 : こわい
[メイン] ヴァンピィ : こわい
[メイン]
チャカ :
「感謝する…神よ。貴方に与えられた恵みの力を…」
瓶ごと飲んだ酒を腹の中で豪水と混ぜ合わせる
[メイン] チャカ : CCB<=61 太陽の神チャカ (1D100<=61) > 81 > 失敗
[メイン]
チャカ :
「まだだっ!」
グビッ!と追加の豪水を飲む
[メイン] チャカ : CCB<=61 太陽の神チャカ (1D100<=61) > 12 > スペシャル
[メイン] 太陽の神チャカ : 「お前の心意気は受け取ったぞチャカよ…」
[メイン] 太陽の神チャカ : 「さあ時計を起動するぞ。心の準備はいいな?」
[メイン] できる夫 : 「良いよ」
[メイン] 太陽の神チャカ : RES(42-20) (1d100<=160) > 自動成功
[メイン] GM :
[メイン] GM : あなたは時計のようにぐるりと意識が回転します
[メイン] GM : そして、強く願うでしょう
[メイン] GM : 戻りたい
[メイン] GM : 戻りたい
[メイン] GM : ぐるぐるとまるで自分が時計になったかのように
[メイン] GM : 意識は回り続け、そして暗転します
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 目を覚ました皆さんがいたところは、博物館の中央ホール、「時の時計」の前です
[メイン] GM : 相変わらず時計は歪んだ動きをしています
[メイン] GM : いなくなった観客も、逆に動いていた壁の時計も元に戻っています
[メイン] 稲葉 玲美 : スゥスゥと寝息を立てて眠っている
[メイン] できる夫 : 「………生きてます、ね」
[メイン] チャカ : 「よかった…な…」
[メイン] ヴァンピィ : 「よかった……」
[メイン] ウタ : 「良かった……」
[メイン] ヴァンピィ : すとんとヒザの力が抜けてその場にへたり込む
[メイン] チャカ : 「太陽神の加護と…皆の尽力に感謝だな…」
[メイン] できる夫 : 「まあ太陽の加護受けたら灰になる奴増えたんだが…あーしんどかった」
[メイン]
ヴァンピィ :
辺りを見回す
永子先生はいない
…いない
[メイン] チャカ : 「ヴァンピイ…あの教授は…冥界に行ったよ…我が子に会いにな…」
[メイン] ヴァンピィ : 「うん……」
[メイン] チャカ : 「すまぬ…助けられなくて…」
[メイン] ヴァンピィ : 「ううん…みんなのおかげで玲美は助けられたから!本当にありがとう…」
[メイン] できる夫 : 「………あいよ」
[メイン]
ヴァンピィ :
「私がこんな顔してちゃダメだよね」
立ち上がって
[メイン] ヴァンピィ : 「周りに人も要るし……玲美もちゃんと休めるところに連れてかないと!」
[メイン] できる夫 : 「日差しに警戒しつつお願いしますね…」
[メイン]
ヴァンピィ :
目の前で助けられなかった人がいるのは辛いけど
助けられた人と、助けてくれた人がいるから大事にしよう
[メイン]
ヴァンピィ :
「えへへっ、お任せあれ!なんたってヴァンピィちゃんですから!」
胸をドン
[メイン]
チャカ :
「そうか…ならば…よかった…」
[メイン] チャカ : 「そしてもう一つ済まぬが…我は一時の力を得る為に!!!…命を削る水を…豪水を飲んでいた…もはや…数分の命…助からぬ…!!!」
[メイン] ヴァンピィ : 「え?」
[メイン]
チャカ :
「とまでは太陽神様の計らいで行かなかったのだが…体がまるで動かんのだ…」
[メイン] できる夫 : 「そういやそんなんあったなバーカ!!!!!!!」
[メイン] ヴァンピィ : 「はぁ~~~驚かせないでよ!」
[メイン] チャカ : 「とりあえず病院に連れてってはもらえないかな…?」
[メイン] ヴァンピィ : 「病院で豪水の治療ってできるのかなぁ……」
[メイン]
できる夫 :
「は~~~~~~しかったねえなあ~~~」
肩貸して
[メイン] チャカ : 「ありがとう…こう思ってても感謝の涙も出んのだ…何故かな…」
[メイン] ヴァンピィ : 玲美を一緒に背負ってく
[メイン] できる夫 : 「…」
[メイン] できる夫 : 「じゃ、途中まで並走で、行きましょうか」
[メイン]
ヴァンピィ :
「ん!」
普通の病院には行けないからなぁ…
[メイン] GM :
[メイン] GM : 弥心が消えたことは後々に大学側が気付き、おおやけにしたくないがためにひた隠すことでしょう。
[メイン] GM : 皆さんが特に何も申し立てず、特に行動もしないのならその日のうちに帰れることでしょう。
[メイン] GM : あの博物館であったことは遠い夢のように思えます。
[メイン] GM : あなたは日常に戻ります。
[メイン] GM : いやがおうにも、日常に戻ります。
[メイン] GM : 日常は何事もなく、時計のようにくるくると、同じ日常を刻み込んでいきますが、何よりも当たり前が大事で幸せで得難いことか。
[メイン] GM : 名状し難い世界を覗き込んだあなたは 分かるでしょう。
[メイン] GM : 時計は相変わらず、ちくたく動きます。人の歴史を刻んで、時を刻んで、動き続けます。
[メイン] GM : 我が子恋しさに時計になってしまった彼女と、自ら時計になろうとした少女を忘れず、時は動き続けるでしょう。
[メイン] GM : 病院へ向かう途中、稲葉のポケットから手帳がポトリと落ちます。
[メイン] GM : 4ページ目に書かれていた言葉は
[メイン] GM : 「to be, ̶o̶r̶ ̶n̶o̶t̶ ̶t̶o̶ ̶b̶e̶」
[メイン] GM : あなた達と生きる
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン]
GM :
シャンクトゥルフ
「時を刻む」
[メイン] GM : アナザートゥルーEND
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM :
[メイン] GM : 宴ですわ~!!!
[メイン] チャカ : 宴だァ~~~!!!
[メイン] ヴァンピィ : 宴ぇ~~~~~~~~~~~~
[メイン] できる夫 : 宴だァ~~~~~!!
[メイン] ウタ : 宴だァ~~~~~!!